トランクルームとレンタル収納スペースの違いと選び方のポイント

最近のトランクルームは女性専用があったり、高級感のあるタイプや中にはガレージ付きの2階建てものまであるんですよね。

トランクルームを借りる用途としては、家が狭くて季節用品などを収納しておくスペースがほしい時や建て替えのために臨時の引越し先であるアパートにはあまり荷物が入らないためとかありますね。

また、遺品の保管場所として借りたり、趣味のもので家族に見せたくないものとかを預けたりと、いろいろ用途は違いますが利用者はかなり増えています。

ただ、何を保管したいのかによってトランクルームを選ばないと、料金の安さだけで選ぶと失敗することがあるので注意が必要です。

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トランクルームとレンタル収納スペースの違い

トランクルーム02 - コピー

トランクルームとレンタル収納スペースはこのように違いがあります。

【トランクルーム】

運営 倉庫業者

◎ 倉庫業法に基づいて、業者に収納物の管理責任がある

【レンタル収納スペース】

運営 非倉庫業者 ※不動産運営業者がほとんど

◎ 利用者に管理責任があるスペースの賃貸借契約

ただ、最近はレンタル収納スペースのことも「トランクルーム」と呼んでいることが多いですね。

レンタル収納スペースを借りた場合は、収納物が盗難にあったり、被害を受けても原則として保障はありません。

またトランクルームは宿泊や居住は認められていません。

トランクルームといっても、スペースはさまざまで、コインロッカー型から2階建てのものなど、いろいろあるので料金も広さとか立地条件とかで異なってきます。

安いものは数千円から借りられますが、広さなどによって10万を超えるものもあります。

メゾネットタイプ(2階建て)のものにはトイレや流し台があるものもあるので驚きですよね。

ちょっとトランクルームのイメージとは思えないくらい進化しています。

通常は空き地のように見える?ところにコンテナがいくつも並んでいて、そのコンテナを借りるっていうイメージが多いと思いますが・・・

屋外型でコンテナタイプやビルなどに入っているレンタル収納スペースタイプの場合は収納物の出し入れに手続きは不要で、ほとんどが利用時間に制限がないので24時間、出し入れできるところが多いですね。

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トランクルームの選び方と料金

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屋外型のコンテナタイプのトランクルームは除湿や温度管理などはされていませんから預けるものに注意が必要です。

場所によっては夏場はコンテナ内が50℃~60℃くらいになってしまうところもあるようです。

また、大雨が降ったあとなどは湿気が中にこもっていることが多く、湿度に弱いものや家電製品とかの収納には向かないかもしれません。

場所もちょっと離れた郊外型が多いので、車がないと不便という事が多いですね。

出し入れに関しては時間に制限がないところが多いので便利です。

ただ、貸し倉庫業者が運営しているコンテナの場合は、建物の中にコンテナがあったりすることもあり、荷物の出し入れには手続きが必要になりますし、決められた時間以外に利用することができません。

レンタル収納スペースを借りる場合でも、何を収納するのかによって業者を選んだほうがいいでしょう。

レンタル収納スペースでも無料の駐車場が完備されていたり、湿度管理やスタッフが常駐しているなど、セキュリティに力を入れているところもあります。

各階利用者が持つ保安カードがないとそのフロアに入れないようになっているところもありますよ。

基本的にレンタル収納スペースの場合は収納物に対する保障ありませんが、これも会社によって保険加入が出来るところもあります。

荷物が軽いものばかりならいいのですが、重い時には大変ですよね。

そんな時にも楽に運べる台車が完備させているところもあります。

自宅が賃貸の場合はトランクルームを借りたほうが安いのか、家賃に上乗せした料金で広いところに引っ越したほうがいいのかも、長く借りる場合は考慮に入れたほうが良さそうです。

【料金】

コインロッカー型などは月に数千円から借りることが出来るものもあります。

また屋外のコンテナ型で不動産運営業者が運営しているタイプのものは場所にもよりますが、比較的安価に借りることができます。

もちろん、スペースによって料金は違いますが・・・

業者によって保証金が必要な場合もあり、また初期費用に何ヶ月分も必要な場合もあります。

家を借りるときにある敷金・礼金などですね。

また、1ヶ月などの短期では借りられないところもあります。

倉庫業者のトランクルームなどは契約は1年契約も多く、解約手続きをしない場合は自動更新となります。

更新月には更新料が約半月分かかる場合もあります。

セキュリー登録料や鍵代が別途必要なところもあります。

初めて借りる場合は初期費用に管理費や事務手数料も払う必要があるところもあります。

このように業者によって月額10,000円のスペースを借りても、初期費用を含めた払う金額が2万以下のところもあれば、4万円以上かかるところもあります。

ですから、事前にある程度料金を比較してから借りたほうがいいですね。

トランクルームでバイク用を借りる時の注意点

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【バイク収納】

トランクルームの中でも最近は「バイク収納」のタイプもあります。

自宅に屋根付きの収納スペースがあればいいのですが、カバーをかけていても外に置くよりは屋根付きに置きたい人も多いですよね。

また、バイクの駐車スペース自体もない場合もあるかもしれません。

もちろん、収納場所を借りようとしても、自宅から離れている場合は無理ですが・・・

徒歩で行ける範囲にバイク収納タイプのトランクルームがあれば便利です。

もし徒歩が難しくても自転車がある場合は、自転車で行ってバイクを出して自転車を置くという使い方もできますね。

バイク収納のトランクルームを借りる場合、必ず1階であることを確認します。

通常はバイク収納は1階のはずですが、念の為に確認しましょう。

バイク収納の場合、「幅・高さ・奥行き」をしっかり測って確認しましょう。

とくに幅に関してはミラーも含めたバイクの幅と自分自身の幅が必要ですが、ハンドルを持った時って肘が横に張りますよね。

その分の幅もきちんと考慮しないと、バイクの取り回しができなかったり、ハンドルやミラーが引っかかって傷つけることもあります。

コンテナの幅は十分でも、コンテナよりも扉の幅は狭い場合がありますから、しっかり扉の幅は確認した方がいいですね。

また、バイクの入庫や出庫にはスロープが欠かせませんが、借りる施設によっては標準設置のところ、無料貸出しのところ、設置なしなどがありますから、確認した方がいいですね。

また無料貸出ししてくれる施設でも、スロープが短い場合もあります。

大型のバイクの場合、長めのラダーを使ったほうが、出し入れが楽になる場合がありますよ。

⇒■★バイク用スロープ ★

スロープが短いと傾斜がきついですから、腕に負担もかかりますよね。

さらに夜間には照明があったほうが便利ですが、ないところもありますからこれも確認したほうがいいかもしれません。

施設によっては盗難防止バーなどがあるところもありますが、ない場合は自分でハンドルロック・ワイヤーロックをつけている人もいます。

コンテナタイプではなく、最近は屋内共同型タイプというのもあります。

個別になっているのではなく、屋内スペースを複数人が利用するタイプです。

契約者以外は入れないようになっています。

まとめ

トランクルームは自宅に納戸のスペースがない時などに借りると便利ですが、預けるものによってよく吟味してから借りたほうがいいですね。

収納タイプから探せる情報検索サイトなどを利用すると便利ですね。

地域から検索し、広さや月額使用料、防犯カメラの有無や換気設備、駐車場の有無、WEB申し込みで即日予約ができるかどうかなども条件として検索できますよ。

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