礼服のようなものって滅多に着ることがないので、いざ着るときになるとズボンとかスカートが入らないっていうことありますよね。
かなり太ってしまって上着もきつくてダメな場合は買い替えになると思いますが、多いのは下腹やウエスト周りが太くなって、上着はそうでもないのに下だけきつくなるケースです。
礼服は価格も高く、しかもめったに着ない場合は、何年も経っていても数回しか着用していないことも・・・
着る日まで間があるなら、ダイエットもいいですが、急に着ることになった場合でなんとかしないといけない場合の対処法なども紹介したいと思います。
礼服を久しぶりに着たら太ってズボンが入らない
礼服といっても慶事なら、結婚式とかですね。そういう場合はかなり早くから連絡が来るのでなんとかなることも多いですよね。
困るのは急な訃報でお通夜や告別式などに参列することになった場合です。
サラリーマンなどは、会社関係の場合、都内を中心に都市近郊ではほとんどがお通夜にだけ参列することのほうが多いと思います。
その場合、よほど親しい関係でない限り、紺のスーツに黒いネクタイで済ませることも多いと思います。
告別式に参列となると喪服を着用することになりますが・・・・
もちろん、地域によってはお通夜でも告別式でも参列するなら喪服(礼服)を着用しないといけないところもありますけどね。
葬儀のように弔事の場合は「突然の訃報」というのがけっこうあります。
でも、身内の場合はお通夜で紺や黒のスーツというわけにはいきません。
きちんと喪服で参列することになりますが、それまでしばらく喪服を着ていなかった場合など、ウエストがキツくてズボンが入らないという人がけっこういます。
女性の場合でもありますが、女性の場合はワンピースに上着という喪服が多いんですね。
これは今の時代ではスーツタイプでもあまり気にしないと思いますが、格でいうとワンピースのほうが上になります。
ですからワンピースの場合はウエストというより、太って全体がキツくなる場合が多くなると思います。
今はパンツスタイルの喪服もけっこうありますが、パンツスタイルの喪服は略喪服に分類されることが多いと思います。
ただ、今は高齢になって足が冷えてダメとか、膝とかが悪くてサポーターなどを使っているなどの理由で高齢のかたがパンツスタイルの喪服を着ることも増えていますね。
喪服は礼服に含まれますが、急に出かける時にズボンやスカートが入らないのって、本当に焦ります。
時間やお金に余裕があるなら、新しく購入するという選択肢が一番ですが・・・
めったに着ないものですけど、ないと困るものですからね。
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礼服はセット売りのみ
男性などで喪服のズボンが入らないからズボンだけ買いたいと思う人もいるかもしれません。
でも、礼服(喪服)は上下バラ売りはしていないんですよね。
スーツだと上着よりは早く、ズボンのほうが痛みますから、買うときに2本付いているものを選んだり、似たような色のズボンを後で購入したりする場合もあります。
また、逆に上着が紺だったらズボンをグレーのものを購入したりすることもありますよね。
でも、喪服の場合はズボンだけ別購入は出来ないので、セットで買うしかありません。
礼服の生地は通常のスーツの生地より上質のものが多いので、「黒」の色が違います。
はたから見るとすぐ、礼服なのか、黒いスーツなのかわかってしまいます。
お通夜などでどうしてもズボンが入らなくて仕方なく黒ズボンだけ購入する人もいるそうですけどね。
喪服はめったに着ないものですが、価格も高いのでひんぱんに買い換える人は少ないですけど、中年を過ぎるとお腹が出てきて喪服を買い換える男性が多いのも事実ですね。
若いころは自分のサイズにピッタリのものを選ぶ事が多いのですが、年をとると体が楽な方がいいので、ちょっとゆとりのあるものを選ぶ人も・・・
若い頃よりも葬儀などに参列する機会は増えるかもしれませんが、それでも年に数回あるかどうかのことも多いので出来れば買い換えるのはもったいないと思いますよね。
礼服(喪服)は冬用・夏用と、両方持っているのがベストです。
ですが余裕が無い人もいますよね。
その場合はオールシーズン対応を購入したほうがいいですね。
ズボンの幅出しのお直しをする場合、安くても2,000円~3,000円位すると思いますよ。
ズボンやスカートが入らない時の急場の対処方法
◆安全ピンの大きい物を使用する
どの程度入らないかにもよりますが、あとちょっとだけど、ウエストのボタンやカンが使えないというのなら、とりあえずの処置は安全ピンを使って止めます。
喪服の場合は通常、上着があるので上着を着てしっかりボタンをしめればなんとかなります。
安全ピンは100均やドラッグストアなどで購入できますよ。
かなりキツイ場合にちょっと弱めな安全ピンを使うと危険な場合がありますので注意が必要ですが・・・
◆ヘアゴムを使う
スーパーや100均、ドラッグストアで売っている黒のヘアゴムを使う方法です。
この方法はズボンがボタン止めの場合に有効です。
ズボンを履いた時にボタンホールからボタンまでの長さを計測して、それより少し短めにヘアゴムを輪にします。
ボタンホールに輪にしたヘアゴムを止めます。
※図参照
◆ミニノビルを使う
これは事前に購入しておかないとダメですが、安全ピンよりずっとオススメです。
礼服を買った時より、ちょっと太ってきたな・・と思ったら買っておくと便利な品物です。
ボタン用と前カン用があります。
まとめ
きついウエストのズボンやスカートは長く履いていると体に不調をもたらしますから、なるべくゆったりしたものがいいんですけどね。
着る時までに一定の期間があれば、ダイエットという方法もありますが・・・・
日頃からきちんと自分の体型管理もしておかないと、いざという時あわてますね。