青梅にある「吹上しょうぶ公園」は200品種以上、約3800株、10万本ほどの「ハナショウブ」が約2.1ヘクタールの敷地に咲き誇ります。
「吹上花しょうぶまつり」に期間中は多くの観光客で賑わいます。
「ハナショウブ」と「アヤメ」、「カキツバタ」の見分け方も紹介します。
吹上しょうぶ公園は青梅の谷戸地に!
霞丘陵(かすみきゅうりょう)の一角で、勝沼城跡歴史環境保全地域に囲まれた谷戸地を保全するために「吹上しょうぶ公園」はつくられました。
ハナショウブが見頃となる6月は「吹上花しょうぶまつり」が開催されます。
ピンクや白、青や紫などのハナショウブが咲き誇る風景をゆったりと眺めながら散策するのもいいですよ。
【吹上しょうぶ公園】
◆吹上花しょうぶまつり 開催期間
◎ 6月
◆開園時間
◎ 9:00~17:00
※入園は16:45分まで
◆休園日
◎ なし
◆入園料
◎ 有料 200円(中学生以上)
※小学生以下無料
◆3月~5月・7月~11月の開園時間
◎ 9:00~17:00
※入園は16:45分まで
◆休園日
◎ 毎週水曜日
◆入園料
◎ 無料
◆12月~2月は休園
【アクセス】
園内の駐車場は収容台数が少ないので、「吹上花しょうぶまつり」の期間中は公共の交通機関を利用した方がいいですね。
◆電車利用
◎ JR青梅線 「東青梅駅北口」より徒歩15~20分
◎ JR青梅線 「河辺駅北口」より都営バス 約10分 「吹上しょうぶ公園入口」バス停下車
★梅77甲 裏宿町行
河辺駅北口 → 河辺駅入口 → 霞台第二住宅 → 野上 → JA西東京前 →
大門市民センター前 → 霞橋 → 慶友病院前 → 塩船観音入口 → 吹上中学校入口 →
吹上 → 宝泉寺 → 吹上しょうぶ公園入口
★梅77甲折返(河辺駅北口-山城橋) 河辺駅北口 → 山城橋 でも行けます。
◆車利用
◎ 中央自動車道 「八王子IC」より滝山街道経由で約40分
◎ 圏央道 「青梅IC」より約15分
◎ 青梅街道 {野上」交差点より約10分
◆駐車場
◎ 1日1回 普通車 400円
花しょうぶまつり期間中は満車になってとめられない場合があります。
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「アヤメ」と「ハナショウブ」と「カキツバタ」の違い どこで見分ける?
「ハナショウブ」とよく似ているのが「アヤメ」と「カキツバタ」ですよね。
形は似ていますが、花や葉は違いがあります。
それだけでなく、開花時期や生育地にも違いがあります。
ちょっと見ただけではよくわからなくても、違うポイントをおさえておけばわかりやすいですよ。
【アヤメ】
◆開花時期 5月上旬
◆花弁の根元に網目状の模様がある
◆葉は細くて全体に平ら
◆乾いた所に生える
【カキツバタ】
◆開花時期 5月中旬
◆花弁の付け根に細長い白い筋がある
◆湿原地に生える
◆葉は巾広で葉脈は目立たない
【ハナショウブ】
◆開花時期 5月中旬~6月下旬
◆花弁の根元に細長い黄色い模様がある
◆半乾燥地~水湿地にはえる
◆葉は葉脈がはっきり見える
つつじで有名な花の寺・塩船観音寺も近くに!
吹上しょうぶ公園の近くには「つつじ祭り」でも有名な花の寺・「塩船観音寺(しおふねかんのんじ)」もあります。
つつじの咲く5月上旬には約2万本のつつじが満開となって見事な光景を見ることが出来ます。
4月中旬~5月上旬の間に「早咲き」「中咲き」「遅咲き」のつつじが順に咲いていきます。
「つつじ祭り」開催期間は維持や管理のための費用の一部として入山料がかかります。
GW期間中は多くの人で賑わいますよ。
塩船観音寺にはつつじだけでなく、藤などもありますし、6月中旬からはアジサイも楽しめます。
◆入山料
◎ 大人(中学生以上) 300円:1回
◎ 小人(小学生) 100円:1回
◆開園時間
◎ 8:00~17:00
JR青梅線 「河辺駅北口」よりバスを利用した場合は「吹上しょうぶ公園入口」よりも「塩船観音入口」の停留所のほうが手前にあります。
まとめ
ハナショウブの花の寿命は3日間ほどだそうです。
短いんですね・・・
公園内ではハナショウブの苗の販売や切り花の販売などもあります。
地元の特産品なども販売されますよ。