2016年が始まったかと思ったら、もうあと2ヶ月を切ってしまいましたね。
2017年は酉年です。
酉年生まれの守護仏と鶏がいる神社を紹介したいと思います。
2017年 丁酉 ひのととり
2017年はもうすぐですね。
申年もあと少しです。
2017年は「丁酉(ひのととり)」になります。
丁酉は十干十二支では60番まであるうちの34番めとなります。
1957(昭和32)年生まれの人は一巡して還暦ですね。
酉年は西暦を12で割ると1余る年で、西暦を60で割って37が余る年が丁酉の年となります。
鶏は朝一番に鳴くことから縁起がいいといわれていますね。
◆十干の組み合わせ
甲(木の兄=きのえ)
乙(木の弟=きのと)
丙(火の兄=ひのえ)
丁(火の弟=ひのと)
戊(土の兄=つちのえ)
己(土の弟=つちのと)
庚(金の兄=かのえ)
辛(金の弟=かのと)
壬(水の兄=みずのえ)
癸(水の弟=みずのと)
◆十二支
子(ねずみ)
丑(うし)
寅(とら)
卯(うさぎ)
辰(たつ)
巳(み)
午(うま)
未(ひつじ)
申(さる)
酉(とり)
戌(いぬ)
亥(いのしし)
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酉年生まれの守護仏は?
【酉年生まれの守護仏】
酉年生まれの守護仏は「不動明王」です。
お不動さまとして信仰されていますよね。
ですから、酉年生まれの人は初詣にお不動さまをお参りして守護をお願いするといいかもしれません。
不動明王のインド名は「アチャラナータ」といいます。
明王は大日如来の仮の姿のひとつといわれていますよね。
顔はちょっと怖いですよね、メラメラ燃える炎を背にしてますし・・・
モンストのキャラクターにもなっているので、若い人でも知っている人が多いかもしれませんが・・・
不動明王の真言は効果が絶大ともいわれていて、出世や勝負事、商売繁盛など現世利益に効果があるといわれています。
◆不動明王の真言
◎ 慈救呪
ノウマク サンマンダ バザラダン センダ マカロシャダ ソワタヤ ウンタラタ カンマン
◎ 火界呪
ノウマク サラバタタギャテイビャク サラバボッケイビャク サラバタタラタ センダマカロシャダ ケン ギャキギャキ サラバビキンナンウン タラタ カンマン
◎ 一字呪
ノウマク サンマンダ バザラ ダンカン
鶏がいる神社
2017年は酉年ですから、鶏がいる神社に初詣に行くのもオススメです。
【伊勢神宮 内宮】
伊勢神宮では内宮の境内に鶏が飼われています。
主祭神である天照大御神の神使は「鶏」とされているそうで、鶏が、「神鶏」として境内で飼われているんですね。
「天の岩屋戸」の前で鶏が鳴声をあげて、大神を迎え出したことで、闇を払って光を取り戻すことができました。
ご利益ありそうですね、とくに酉年には・・・
【谷保天満宮】
都内近郊からは伊勢神宮は遠すぎる・・・という人には国立にある「谷保天満宮」がオススメです。
南武線谷保駅から徒歩3分の場所にあります。
JR国立駅からはバスで約 10~12分くらいのところです。
国立駅から府中行きの「谷保経由」のバスに乗車して「谷保天神」で下車します。
この神社には軍鶏とチャボのミックスがいます。
数年前、ここの軍鶏がキツネに襲われて4羽まで減ってしまったことがニュースにもなりましたよね。
それまでは20~30羽くらいいたそうですが・・・
その時は残った軍鶏を近くの小学校に避難させたそうです。
それからキツネはいなくなりましたが、猫とか犬も天敵だそうで、暗くなる前に木に登って避難するそうです。
どうしてこの谷保天満宮で軍鶏を飼うことになったのかというと、30年位前に9月のお祭りに使う人形のたてがみに軍鶏の羽が使えると思って飼い始めたのだそうです。
実際は使えなかったそうですが、それから飼い続けているようですね。
この谷保天満宮は交通安全祈願発祥の地といわれています。
車に乗ることが多い人や運転を職業にしている人はお参りするといいですね。
まとめ
今年は熊本と鳥取で大きな地震がありましたが、来年は平穏な年になるといいですね。
被災された方は大変な年だったと気の毒に思います。
今年はまだあと2ヶ月ほどありますが、毎日を大事にして良い年を迎えたいですね。
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