神奈川県庁本庁舎は横浜にあり、昭和3年(1928年)に建てられました。
今でも現役の庁舎で、大阪府庁本館に次いで全国で2番めに古い庁舎です。
その県庁本庁舎が期間限定で一般公開されます。
横浜「キングの塔」神奈川県庁本庁舎 一般公開 2017
神奈川県庁本庁舎は昨年、2016年(平成28年)に建設88周年(米寿)を迎えました。
この神奈川県庁本庁舎は「キングの塔」を呼ばれていて、1996年(平成8年)に国の登録有形文化財に登録されています。
五重塔をモチーフにしているとされていて、一般の人は普段見ることができない県庁本庁舎内が期間限定で見ることができます。
知事室(扉の外からの見学)をはじめ、旧議場(大会議場)、旧貴賓室(第3応接室)など、ほぼ竣工時のままの部屋を見ることができますよ。
【横浜「キングの塔」神奈川県庁本庁舎 一般公開 2017】
◆公開日
◎ 2017年(平成29年)5月3日(水・祝)~6日(土)
◆公開時間
◎ 10:00~16:00
◆公開場所
◎ 神奈川県庁本庁舎
〒231-8588 神奈川県横浜市中区日本大通1
TEL:045-210-1111(代表)
《3階》
・知事の執務室(扉の外からの見学)
・旧貴賓室(第3応接室)
・旧議場(大会議場)
《6階》
・本庁舎歴史展示室
《屋上》
・展望台(横浜港を一望できます)
◆実施方法
◎ 公開場所を自由に見学
※「キングサポーターズ」(庁舎案内ボランティア)の人が公開場所で案内
◆問い合わせ
◎ 県庁舎管理課
TEL:045-210-2620
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おもなイベント
【おもなイベント】
・券警察官音楽隊、カラーガードによる演奏、演技
・県内高校生による演奏、演技
・専門家による本庁舎建設の解説
・県産品を使った商品の販売
・キッチンカー
・ピアノリサイタル(申込不要)
※2017年5月3日(水・祝) 13:30~14:30
県庁本庁舎大会議場
マグカル大使・熊本マリ氏
バッハ「ゴルトベルク変奏曲」
問い合わせ:県文化課 TEL:045-210-3806
・かなミュージック「神音祭」
※2017年5月5日(金・祝) 11:00~16:00
日本大通り(県庁本庁舎前)
県庁本庁舎内の見学ですが、「6階 歴史展示室」と「屋上 展望台」はこの公開日以外でも見学できます。
開庁日の8:30~17:15の間なら自由に見学できますよ。
屋上からは横浜港大さん橋国際客船ターミナルに着岸している客船もよく見えますし、クイーンの塔やジャックの塔も見えます。
【アクセス】
◆電車利用
◎ JR京浜東北・根岸線/横浜市営地下鉄「関内駅」下車 徒歩約 10分
◎ みなとみらい線「日本大通り駅」下車 県庁口出口よりすぐ
◆バス利用
◎ 横浜駅東口バスターミナル
・1番のりば 市営バス 26系統
・2番のりば 市営バス 8・58系統
◎ 桜木町駅前バスターミナル
・1番のりば 神奈中バス11系統 市営バス 26系統
・2番のりば 市営バス 8・58系統
・3番のりば 市営バス 21・158系統
※「本町1丁目」又は「日本大通り駅県庁前」下車
※市営バス26系統のみ「横浜税関前」下車
横浜三塔「キングの塔」「クイーンの塔」「ジャックの塔」
横浜三塔は「キングの塔」「クイーンの塔」「ジャックの塔」です。
この愛称は昭和初期に外国の船員がトランプのカードに見立てて呼んだことが由来と言われています。
◆「キングの塔」
◎ 神奈川県庁本庁舎(1928年竣工)
◆「クイーンの塔」
◎ 横浜税関(1934年竣工)
◆「ジャックの塔」
◎ 横浜市開港記念会館(1917年竣工)
この三つの建物「横浜三塔」は戦争などで崩壊することもなく建ち続けてきたたため、船員たちが航海の安全を祈って、この横浜三塔を目印に入港したといわれているそうです。
この三塔を一度に見ることができる場所は限られていて3ヶ所となっています。
【三塔を一度に見ることができる場所】
① 赤レンガパーク
② 日本大通り
③ 大さん橋
じつはこの3つのスポットを1日で巡ると願いが叶うという伝説(横浜三塔物語)があるんですよ。
カップルで巡ると結ばれるというウワサも・・・
何か願い事があるなら巡ってみるといいかもしれませんね。
まとめ
「キングの塔」公開日期間中には客船の入港も予定されています。
2017年5月4日(木・祝)
・ぱしふぃっくびいなす(9:00 入港 11:00 出港予定)
2017年5月6日(土)
・ダイヤモンド・プリンセス(6:00 入港 17:00 出港予定)
「キングの塔」の屋上の展望台から見てもいいですし、大さん橋まで行って間近で見るのもいいですね。