「形原温泉あじさいの里」では毎年、あじさいの咲く時期に「あじさい祭り」が開催されます。
5万株のあじさいが咲き乱れ、「あじさい祭り」期間中には夜間にライトアップも行われます。
また、天候によりますが「ほたるの宿」でほたるを見ることができるかもしれません。
形原温泉 あじさい祭り 2017
形原温泉(かたはらおんせん)は愛知県の蒲郡市(がまごおりし)にあります。
5万株ものあじさいが多種多様の美しさで咲き誇ります。
こんな品種があるの?と、普段見かけないあじさいもあるので楽しめますよ。
中心には池があり、斜面にあじさいが植えられています。
階段が多いため、足腰が弱い人は無理して上まで行かなくても、途中でもきれいな光景が楽しめます。
もちろん、上まで行けば絶好の撮影スポットもありますが・・・
「あじさい祭り」期間中はライトアップもされるので、昼間とは違った「夜のあじさい」も楽しめます。
お天気に左右されますが、このあじさい里の奥には「ほたるの宿」と命名された蛍の生息地があります。
日にち、天候、時間によって見られるかどうかわからないそうですが、運が良ければ?見られるかもしれませんね。
ほたるを見るにはだいたい8時以降に行ったほうがいいそうです。
夜のほたるも見るなら、形原温泉に宿泊したほうがいいかもしれません。
【形原温泉 あじさい祭り 2017】
◆開催日程
◎ 2017年(平成29年)6月1日(木)~30日(金)
◆場所
◎ 形原温泉あじさいの里
愛知県蒲郡市金平町一ノ沢 28-1
◆入場料
◎ 300円
※中学生以下無料
※障がい者本人と付き添い1名無料(障がい者手帳提示)
◆ライトアップ
◎ 日没くらい~21:30
◆問い合わせ
◎ 形原観光協会
TEL:0533-57-0660
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あじさい寺 補陀寺
「形原温泉あじさいの里」のすぐ近くにあじさい寺「補陀寺(ほだじ)」があります。
曹洞宗の寺院で、県文化財の薬師如来像、馬頭観音が寺宝として安置されていて、約500年前にこの補陀寺の住職が「形原温泉」を発見したと伝えられています。
補陀寺のすぐとなりに「あじさいの里」があり、その中心部にある池は「補陀ケ池」という池です。
その「補陀ケ池」を周回する遊歩道を歩きながら、色とりどりのあじさいを楽しむことができますよ。
この地域には「あじさい寺の伝説」があるそうで、昔はこの地域は他人の家のあじさいを盗ってきて玄関に吊るすとお金が貯まる上、厄除けになるということで、お互いに他人のあじさいを盗みあったため、見かねた補陀寺の住職が寺にあじさいを植えたことからあじさいの名所となっていったようです。
「あじさい祭り」が初めて開催されたのは1989年(平成元年)の6月1日です。
今では東海一を誇る約 5万株、20種類以上のあじさいを楽しむことができる、あじさいの名所となっています。
形原温泉あじさいの里へのアクセス
【形原温泉あじさいの里】
〒443-0102 愛知県蒲郡市金平町一ノ沢28-1
◆電車利用
◎ JR東海道本線「蒲郡駅(がまごおりえき)」または「三ヶ根駅(さんがねえき)※普通のみ」下車
※駅よりタクシー利用 約 15分
◎ 名鉄蒲郡線「形原駅」または「三河鹿島駅(普通のみ)」下車
※「形原駅」よりタクシー利用 約 5分
※「三河鹿島駅」よりタクシー利用 約 25分
◆車利用
◎ 東京方面より
・東名高速道路 音羽蒲郡インターチェンジ ⇒ オレンジロード ⇒ 形原温泉
◎ 大阪方面より
・東名高速道路 岡崎インターチェンジ ⇒ 国道248号線 ⇒ 形原温泉
・湾岸自動車道 豊明インターチェンジ ⇒ 国道23号線 ⇒(蒲郡方面) ⇒ 形原温泉
◆駐車場
◎ あり 250台
有料:500円
まとめ
あじさいは挿し木で簡単に増やせますね。
ただ、地植えにするとかなり大きくなるので庭が広い場合はいいのですが、あまり大きくしたくない場合は鉢植えにして楽しむこともできます。
挿し木にする時期は梅雨時がむいています。とくに雨の後など・・
品種登録された多くのあじさいは原則としては増やしてはいけないそうですが、一般的なあじさいなら自分で楽しむなら問題ないと思います。
あじさいは土壌によって色が変わるので、きれいな色のものを他に人からいただいても、自分の家の庭に植えた場合、土壌によって色が変わってしまうことがあります。
ピンク系の花の品種は酸性土壌に植えると青系の紫に、青花系の品種は中世~弱アルカリ性の土壌に植えると赤っぽい紫になることが多いですね。
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