長野県の若穂保科(わかほほしな)にある阿弥陀山清水寺(あみださん せいすいじ)は、ぼたんがきれいな「ぼたん寺」として有見えですが、紅葉の時期になると100本以上のイロハモミジなどのカエデ科の木々が美しく色づきます。
とくに参道沿いのもみじが美しいと、多くの人が訪れます。
阿弥陀山清水寺の紅葉の見頃
千曲川支流の保科川流域にある、「阿弥陀山清水寺(あみださんせいすいじ)」はぼたんの名所として知られていますが、紅葉の名所でもあります。
参道沿いの真っ赤に紅葉した風景を撮影しようと、多くの人が訪れるところです。
本堂から観音堂までの石段を上っていくと、美しい紅葉を楽しみながら観音堂まで行くことができます。
けっこうキツイ階段ですが・・・
ゆっくり楽しみながら行けば、問題ないですね。
途中から参道もちょっと険しいので、歩きやすい靴のほうがオススメです。
本堂から観音堂まで、徒歩だと30分前後はかかります。
混雑時でなければ、観音堂まで車で行くこともできますが・・・(つづら折りの道です)
この清水寺は1916年(大正5年)の保科の大火で、ほとんど焼失しています。
行基による手彫りの千手観音像も大火事で焼失してしまったようです。
残念ですね。
◆「阿弥陀山清水寺」の紅葉の見頃時期
◎ 例年 11月中旬~11月下旬
※気候により前後する場合あり
11月中旬には「清水寺もみじまつり」などもおこなわれています。
◆料金
◎ 観賞無料
※拝観料は別途必要(1,000円)
※配管希望の場合は要事前申込
◆問い合わせ
◎ 阿弥陀山清水寺
TEL:026-282-3701
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阿弥陀山清水寺へのアクセス
【阿弥陀山清水寺】
〒381-0102 長野県長野市若穂保科1949
TEL:026-224-5042
◆電車利用
◎ 上越新幹線「長野駅」下車
「長野駅」よりバス利用(約 40~50分)
・善光寺口バスのりば④または東口バスのりば①から”保科温泉行き”バスに乗車
「清水寺大門」下車 徒歩約 5分
◆車利用
◎ 上信越自動車道「須坂長野東I.C」より8km 約 15分
◆駐車場
◎ あり 30台
信濃三十三観音札所めぐり
阿弥陀山清水寺は信濃三十三番札所の「十六番札所」です。
「信濃三十三観音札所めぐり」をしようと思っている人はちょっと注意が必要です。
信濃の札所寺院は無住か兼務寺院が多数のため、事前にお寺に連絡を入れておかないと御朱印などはいただけない場合があります。
【信濃三十三観音札所】
◆第一番札所
◎ 仏眼山 法善寺
◆第二番札所
◎ 楊柳山 宗善寺
◆第三番札所
◎ 笹命山 岩井堂
◆第四番札所
◎ 大里山 風雲庵
◆第五番札所
◎ 倉科山 妙音寺
◆第六番札所
◎ 洗淵山 観瀧寺
◆第七番札所
◎ 虫歌山 桑台院
◆第八番札所
◎ 時頼山 西明寺
◆第九番札所
◎ 蓑堂山 蓑堂
◆第十番札所
◎ 妙徳山 高顕寺
◆第十一番札所
◎ 明真山 清滝観音堂
◆第十二番札所
◎ 菩提山 無常寺
◆第十三番札所
◎ 恵日山 開眼寺
◆第十四番札所
◎ 姨捨山 長楽寺
◆第十五番札所
◎ 富蔵山 岩殿寺
◆第十六番札所
◎ 阿弥陀山 清水寺
◆第十七番札所
◎ 福寿山 関昌寺
◆第十八番札所
◎ 金峯山 長谷寺
◆第十九番札所
◎ 小菅山 菩提寺
◆第二十番札所
◎ 鷲峯山 長安寺
◆第二十一番札所
◎ 常光寺
◆第二十二番札所
◎ 羽広山 仲仙寺
◆第二十三番札所
◎ 瀧洞山 宝蔵寺
◆第二十四番札所
◎ 法国山 阿弥陀寺
◆第二十五番札所
◎ 天陽山 盛泉寺
◆第二十六番札所
◎ 栗尾山 満願寺
◆第二十七番札所
◎ 金峰山 牛伏寺
◆第二十八番札所
◎ 龍頭山 龍福寺
◆第二十九番札所
◎ 布引山 釈尊寺
◆第三十番札所
◎ 歓喜山 正法寺
◆第三十一番札所
◎ 慈眼山 広福寺
◆第三十二番札所
◎ 椿峯山 西照寺
◆第三十三番札所
◎ 宝珠山 高山寺
◆客番
◎ 定額山 善光寺
◆客番
◎ 北向山 北向観音堂
まとめ
清水寺は大正5年の大火事ですべて焼失してしまったそうですが、火事の後に購入した仏像が国宝になっているようです。
不幸中の幸いで、鎌倉時間の曼荼羅図は貸し出していたために火災の難を免れたんですね。
その曼荼羅図は「北野美術館(休館中)」で保管されているようです、非公開のようですが・・・