岐阜県の金生山明星輪寺で姫蛍の観察会が今年2018年も開催されます。
姫蛍はなかなか見ることができない天然記念物です。
深夜の暗闇に発光する幻想的な光を楽しめます。
金生山姫蛍観察会 2018
金生山は「かなぶやま」と読みますが、通称の「きんしょうざん」のほうが有名かもしれませんね。
明星輪寺(みょうじょうりんじ)はその山頂にある、持統天皇の勅願により朱鳥元年(686年)役の小角により創建されたお寺です。
御本尊は「虚空蔵菩薩」であるため、「こくぞうさん」の愛称で知られています。
境内は約 3万坪ほどあり、その中に奇岩などがならぶ岩石園や姫蛍が見られる名勝岩巣公園などがあります。
ヒメボタルの観察会だけでなく、写真教室と撮影会も行われるますが、こちらは事前申込が必要ですでに定員に達したため、募集は終了しています。
姫蛍はゲンジボタルと違い深夜に飛ぶので、遠方からの人は泊りがけのほうがオススメです。
【金生山姫蛍観察会】
◆開催日
◎ 2018年(平成30年)6月2日(土)・9日(土)
※雨天決行
※開催日以外は夜間立入禁止
◆開催時間
◎ 22:00~25:30(午前1時30分)
◆開催場所
◎ 金生山明星輪寺境内
◆料金
◎ 100円(環境保護協力金)
※小学生以下無料
◆内容
◎ 第1部
・ARPA(アルパ)コンサート
(演奏:高木葉子氏)
◎ 第2部
・一般参加者
陸貝とヒメボタル解説と観察
(講師:河合敬紹氏)
・撮影希望者
デジタル一眼レフカメラによるヒメボタル撮影入門
(講師:篠田道弘氏)
◆問い合わせ
◎ 明星輪寺
TEL:0584-71-0124
ヒメボタルは山ボタルとも呼ばれている陸棲のホタルです。
体長はオス:9mm メス:7mm くらいという小さなホタルです。
メスは飛ぶことができません。
ヒメボタルの分布域は限定されていて、金生山はヒメボタル棲息地として天然記念物に指定されています。
ヒメボタル観察会は第1部のアルパコンサートから参加する必要があります。
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姫蛍観察会の注意事項
【姫蛍観察会の注意事項】
・デジカメ タブレット スマホ 携帯電話での撮影禁止
※撮影は事前に申込をした人のみ
・ライトの使用不可
・ヒメボタルの捕獲厳禁
・虫除けスプレー使用禁止
※長袖・長ズボン着用や扇子やうちわなどを用意して虫よけをして下さい
・観察会以外の日は夜間の境内立入禁止
※境内地は夜間立入禁止の看板があるところから立入禁止
※車だけでなく徒歩でも禁止
金生山明星輪寺へのアクセス
【金生山明星輪寺】
〒503-2213 岐阜県大垣市赤坂町 4610
TEL:0584-71-0124
◆電車利用
◎ JR東海道本線「美濃赤坂駅」下車
タクシー利用で約 5分
◎ JR東海道本線「大垣駅」下車
「大垣駅」よりバス利用
「消防赤坂分署行き」乗車 「虚空蔵口」下車 徒歩約 20分
◆車利用
◎ 東海環状自動車道「大垣西I.C」より約 10分
◆駐車場
◎ あり 無料 100台
まとめ
写真撮影は事前申込でしたが、毎年人気が高まり、受付開始とともに予想をはるかに上回る申込があったそうです。
そのため、抽選となったみたいですね。
ヒメボタルの撮影はなかなか簡単には撮れないため、写真教室もあわせて開催されています。
今年の抽選にはずれてしまった人は残念ですが、来年また申込をしてみると当たるかもしれません。