関東三大「山車祭り」のひとつである「佐原の大祭(さわらのたいさい)」は約 300年も続く伝統のあるお祭りです。
「佐原の大祭」は国の重要無形民俗文化財に指定されています。
また2016年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
佐原の大祭夏祭り 2018
「佐原の大祭 夏祭り」は八坂神社の祭礼であり、本宿地区を10台の山車が曳き廻されます。
山車は24台あり、夏祭りに10台、秋に行われる諏訪神社の秋祭りに14台の山車が曳き廻されます。
日本三大囃子の「佐原囃子」の音を響かせながら町並みを進んでいきます。
とても風情のある光景ですよ。
山車は総欅(そうけやき)造りの本体に関東彫りの彫刻が施され、上部に江戸・明治期の名人人形師によって制作された人形などが飾られています。
高さが4mにもおよぶ大人形です。見る価値ありますね。のの字廻しも披露されます。(指定場所)
【佐原の大祭夏祭り 2018】
◆開催日程
◎ 2018年(平成30年)7月13日(金)~15日(日)
※雨天決行 ただし山車人形にはビニールシートがかぶせられます。
◆開催時間
◎ 10:00~随時
◆開催場所
◎ 八坂神社を中心としたエリア
◆問い合わせ
◎ 佐原の大祭実行委員会
・香取市商工観光課 TEL:0478-54-1111
・(一社)水郷佐原観光協会 TEL:0478-52-6675
・佐原商工会議所 TEL:0478-54-2244
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夏祭りのプログラム
【プログラム(予定)】
◎ 7月13日(金)
・山車乱曳き(10台)
・のの字廻し(任意)
・佐原囃子と手踊りの披露
◎ 7月14日(土)
・山車乱曳き(10台)
・山車整列完了(10台)
・提灯へ灯り入れ
・各町総踊り
・通し砂切~のの字廻し(10台)
・佐原囃子と手踊りの披露
◎ 7月15日(日)
・山車乱曳き(10台)
・お神輿の神幸
・のの字廻し(任意)
・佐原囃子と手踊りの披露
「佐原の大祭 夏祭り」では各広場で休憩できますし、飲食物の販売なども行われます。
① わくわく大休憩広場(忠敬橋付近きめらパーキング)
② 小江戸かなえ広場(忠敬橋付近小野川本宿側)
③ にぎわい広場小江戸茶屋(下仲町駐車場)
④ おまつりステージ広場(香取街道駐車場)
④のおまつりステージ広場では、伝統芸能の披露などが行われる予定です。
佐原の大祭夏祭り会場へのアクセス
◆電車利用
◎ JR「佐原駅」下車 徒歩約 10分
◎ 臨時特急列車
7月14日(土)・15日(日)にはJRの臨時特急列車が運行します。
全車指定席となっていて、新宿から乗り換え無しで行けますから便利ですね。
・新宿
・秋葉原
・錦糸町
・船橋
・津田沼
・千葉
・佐倉
・成田
・佐原
出発時刻はチラシで確認してください。
◆高速バス利用
◎ JR東京駅八重洲口よりJR佐原駅まで乗換なし(予約不要)
・千葉交通銚子営業所 TEL:0479-22-8486
・関鉄グリーンバス鉾田営業所 TEL:0291-33-3181
◆車利用
◎ 東関東自動車道「佐原・香取I.C」より利根川河川敷臨時駐車場まで約 10分
※利根川河川敷臨時駐車場から「シャトルバス(有料)」運行
・9:30~21:00
◆駐車場
◎ 利根川河川敷臨時駐車場 1,000台:無料
◎ 駐車場からのシャトルバス利用(有料)
・片道 大人:200円 子ども:100円
まとめ
関東三大山車祭りって、佐原以外はどこの祭り?って思いますよね。
「川越祭り」「石岡のお祭り」「佐原の大祭」の3つをあげる人が多いです。
異説もあるようですが・・・
佐原の山車は「江戸型山車」の形態とは異なっていて、4輪2層構造の曳山です。
車軸が2本あり、その上に土台、土台には6本または8本の柱によって2層を支えているそうです。
山車の天上部に飾るつけられた大人形は身の丈が4m~5mで、日本最大級の大きさを誇っています。
ですから迫力あるんですね。