西国札所草創1300年記念観音正寺特別拝観中国明時代白衣観音坐像初公開

西国札所草創1300年記念として、通常は非公開のお堂や諸尊の御開帳、寺宝の観覧などが行われます。

近江八幡市にある観音正寺では寺宝の「中国明時代白衣観音坐像」が初公開され、御本尊お身拭い内陣拝観が実施されます。

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西国札所草創1300年記念 観音正寺 特別拝観 2018

西国三十三所各札所草創1300年特別公開で、31番札所の「長命寺」と32番札所の「観音正寺」、さらに30番札所の「宝厳寺」で特別公開があります。

「繖山(きぬがさやま)観音正寺」では寺宝の「中国明時代 白衣観音坐像」が初公開されます。

観音正寺の開基は聖徳太子とされる天台宗の寺院です。

標高433メートルの繖山山中にある、近江国随一の寺院で、人魚にまつわる伝説も残っています。

湖水から出てきた人魚と聖徳太子が出会い、人魚は前世が漁師で殺生を業をしていたために人魚になってしまったので、繖山にお寺を建てて生仏させてください」と懇願したそうです。

聖徳太子が自ら千手観音の像を刻み、堂塔を建立したとされているそうです。

【観音正寺 特別拝観 2018】

◆開催日程

◎ 2018年(平成30年)10月20日(土)~11月11日(日)

◆開催時間

◎ 8:00~17:00

◆開催場所

◎ 繖山 観音正寺

◆拝観料

◎ 入山料500円、内陣拝観料300円

◆問い合わせ

◎ 観音正寺

TEL:0748-46-2549

【長命寺 特別拝観 2018】

◆開催日程

◎ 2018年(平成30年)10月21日(日)~11月11日(日)

◆開催時間

◎ 10:00~15:00

◆特別公開

◎ 重要文化財 本堂内陣特別拝観

◆拝観料

◎ 500円

◆問い合わせ

◎ 長命寺

TEL:0748-33-0031

【宝厳寺 特別拝観 2018】

◆開催日程

◎ 10月15日(月)~10月31日(水)

◆拝観時間

◎ 9:00~16:30

◆拝観料

◎ 無料 宝物殿:300円

◆問い合わせ

◎ 宝厳寺

TEL:0749-63-4410

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観音正寺へのアクセス

【観音正寺】

〒521-1331 滋賀県近江八幡市安土町石寺 2

TEL:0748-46-2549

◆電車利用

◎ JR琵琶湖線「能登川駅」下車
「能登川駅」より近江バス利用
神埼線「八日市駅行き」乗車 「観音寺口」下車
徒歩約 40~50分

「能登川駅」よりタクシー利用で山上駐車場まで約 20~30分

◆車利用

◎ 名神高速道路「彦根I.C」もしくは「竜王I.C」より約 30分
※ナビは「観音正寺裏参道山上駐車場」を設定

◆駐車場

◎ あり

西国三十三所

「西国三十三所」は今年2018年で草創1300年を迎えます。

「西国三十三所」は観音霊場を巡る日本最古の巡礼路で、養老2年(718年)大和国長谷寺の開山徳道上人が閻魔大王からお告げを受けて、起請文と宝印を授かったそうです。

その宝印を極楽浄土への通行証として観音菩薩が示された形になったそうです。

「三十三」という数字は「法華経」普門品第二十五(観音経)に説かれていて、観音菩薩が三十三の姿に身を変えて救うとあり、どんな困難に出会っても一心にその名前を称え、「念彼観音力(ねんぴかんのんりき)」を心に念ずればその声に応じて私たちを救ってくださいます。

巡礼の総距離は約 1,000キロメートルを超え、多くの老若男女が歩きました。

現在は徒歩での巡礼は少なく、車やバスツアーが多いようです。

⇒■西国三十三所紹介

まとめ

西国三十三所の33番札所の「華厳寺」では「寺宝 大日如来像 特別拝観」が11月1日(木)~15日(木)まで開催されます。

現代の巡礼はバスツアーや車での巡礼が一般的ですね。

ただ、徒歩の巡礼も行われています。全ルートだけでなく、一部でも歩ける距離でもOKだそうですよ。

問い合わせは「西国三十三所札所会事務局 TEL:077-548-8621」までどうぞ。

実費は別ですが、参加料は無料だそうです。

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