老犬の世話で大変なあなたに|犬の介護サービスや訪問介護を利用しよう

 

家族のように可愛がっている犬もやがて年をとってきます。

年をとれば人間と同じように足腰が弱くなったり、病気になったり、夜鳴きするようになったり、排泄が失敗することが多くなったりしてきます。

犬用の介護用品もたくさんありますが、ひとりで介護している場合はがんばりすぎて自分が倒れてしまうこともあります。

また、諸事情により、愛犬の世話ができない時もありますよね。

そのような高齢犬の介護について紹介したいと思います。

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犬も高齢になると介護が必要

ゴールデンレトリバー

犬の寿命も昔に比べてずいぶん伸びています。

室内飼いの犬も増え、病気になるとすぐに獣医にかかるなど、犬のケアというより、家族のように接している飼い主さんも多くなりました。

しかしそのため、介護が必要になるケースが増え、飼い主さんだけでは面倒が見きれないケースが増えています。

家族に介護が必要な人がいる場合

家庭によってはご家族の中に介護を必要とする人がいたりして、愛犬の面倒まで見てあげられないという場合も出てきます。

飼い主さん自身が高齢で無理ということも出てきますよね。

また、共働きなので愛犬が介護を必要としていても、なかなか難しいケースもあるでしょう。

愛犬の面倒を他人に任せる罪悪感を感じる人も多いようで、そのためひとりでがんばりすぎて、自分を追い込んでしまうこともあるので、困ったときは他の人の助けを借りることが大事です。

動物病院の一時預かりサービスを上手に利用するという方法もあります。

あれもこれもとひとりでは出来ませんから、自分が倒れてしまうことがないように、利用できるサービスなどを利用して愛犬を見守ってあげましょう。

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犬の介護サービスや訪問介護を賢く利用する

以前は飼えなくなった犬や猫を都道府県が引き取り、譲渡先を探したり殺処分にしたりしていましたが、13年9月に施行された改正動物愛護管理法により、動物を最後まで適切に飼育することが義務付けられました。

そのため、高齢化や病気などが理由の場合、都道府県が引き取りを拒否できるようになったため、動物の介護施設の需要が高まってきたんですね。

犬の介護サービスには人間と同じように施設に預かったり、デイサービスや訪問介護といったものもあります。

ただ、こうした介護サービスが増える中、トラブルも急増していますので、事前にしっかり確認することが大切です。

【犬用介護サービスを受ける時の注意点】
老犬ホームなどの場合

入居の際に数ヶ月~数年分の費用の前払いが一般的なので、保証金や治療費、死んだ時の葬儀や埋葬費なども合わせて支払うケースもある
(総額で100万年を超えることも・・・)
ところがすぐ退所したり、解約した時に高額の解約料が発生する場合もあるので確認が必要

生活環境の確認

施設を実際に見学に行って、狭い場所で多頭数飼われていないか、預けられている犬達が元気かなどを確認する

登録票の確認

営利目的の場合の事業者が必要な「第一種動物取扱業」として都道府県に登録されているか、壁などに掲示されている登録票を確認する

訪問介護の内容の確認

訪問介護をしてもらう場合はその内容を確認する
リハビリ訓練やマッサージなどを行うところもあるが、医療行為となる投薬や床ずれの治療は獣医師しか出来ないので注意する

かかりつけの獣医師に相談

愛犬を預ける前にかかりつけの獣医師に環境に耐えられるかなどを相談する

まとめ

坂道の散歩

大切な家族である愛犬を、自分で全面的に面倒見てあげたくても出来ない場合は、こうした犬の介護サービスなどを賢く利用するのもひとつの選択肢として考えておいたほうがいいかもしれません。

しかし利用する前にきちんと注意点を確認するのもトラブルを未然に防ぐためにも必要ですね。

本当は介護が必要にならないように、愛犬が自力歩行できるよう、日頃の訓練が重要です。

坂道をゆっくり上ったり、土・砂の上をゆっくり歩くなどの方法で、後ろ股を鍛えるのがポイントです。

こうした筋トレによって少しでも長く、自力歩行できるようにしてあげて下さい。

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