女性にとってはシミやシワの原因となる紫外線をカットするためにUVケアのひとつとして日差しが強くなる初夏からはとくに、日傘は重要なアイテムとなってきます。
もちろん帽子でも、ある程度紫外線を防げますが、日傘を使ったほうが効果が大きいですからね。
とくに紫外線アレルギーや日光過敏症で悩む人にとって、日傘は晴天時には必要不可欠なものかもしれません。
どんな日傘を選べば紫外線カットの効果が高いのかなどを紹介したいと思います。
日傘の選び方のポイント
◆涼しさ
◆日よけ、日焼け防止
◆紫外線防止
◆おしゃれ
【UVカット率と遮光率の違い】
◆UVカット率
※紫外線をカットする率
※UVカット率が高いほど日焼けしにくく、シミができにくい
◆遮光率
※可視光線をカットする率
※遮光率が高いほど陰が濃い
【どういう状況で使うことが多いかによって選ぶ】
《長傘が良い場合》
◆外で長時間使用する
◆折りたたんだり、広げるのが面倒な人
《折りたたみ傘》
◆移動する時に使うことが多い
◆コンパクトに折りたためるのでバッグに入れられる
《晴雨兼用》
◆晴れの日だけでなく雨の日も使いたい
【日傘の材質】
◆生地の輻射熱が少ないもの(熱くならない生地)
※自然素材のもの
※厚地
※二重張りのもの
◆通気性の良い生地(熱くなった空気がこもらない)
※レースなどの穴あき生地など
◆UV加工がしてある生地
※UV加工がしてある生地は色にかかわらず紫外線をカットできる
【完全遮光日傘と遮光1級日傘の違い】
洋傘の業界団体であるJUPA(日本洋傘振興協議会)では、遮光率がたとえ100%であっても「遮光1級日傘」と呼ぶことになってるそうです。
「遮光1級日傘」は、遮光率99.99%以上で使うことができる名称であり、遮光率99.99%~100%の傘をまとめて「遮光1級日傘」と呼んでいるので、実際には100%の遮光の傘でも「完全遮光日傘」とは呼ばないんだとか・・・
JUPA会員の会社の製品は100%遮光でも「完全遮光日傘」と呼ばないということです。
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日傘の選び方で色はどれがいい?
UV加工がしてあれば、色にかかわらず紫外線をカットできますが、アスファルト舗装などの下からの照り返しなども要注意です。
上からも下からも紫外線をカットできるものがいいですね。
◆最近は「黒」が主流
※紫外線防止効果は白より黒が高い
※ただし黒い生地は熱を吸収しやすいので、生地そのものが熱くなりやすい
◆内側にシルバー色でコーティングされた生地を使っているのはNG
※照り返しの紫外線を顔に集めてしまう
◆模様などで黒い部分と白い部分では遮光率が違う
◆ベストな色は外側がシルバーで内側が黒や濃紺
日傘の手入れ
日傘の寿命は2~3年だそうです。
ただし、この寿命はしっかりとお手入れした場合だそうですから、きちんと手入れすることが大切ですね。
【日傘の手入れ】
◆傘を開く前に軽く振ってから開く
◆使用後は陰干しをしてしっかり乾かす
◆UV加工の傘は水洗いはNG
◆干し終わった日傘にUVカットスプレーをかけておく
◆室内の証明も当たらないような暗い場所に和紙やハトロン紙などにくるんで保管するのがベスト
※室内灯の明かりでも生地が色やけする
※ビニール袋に入れてしまうのは厳禁
まとめ
完全遮光で日本製の「サンバリア100」は高級傘ですが、紫外線吸収剤や紫外線反射剤など一切使用していないそうで、生地の構造自体で日光を遮断しているそうです。
UV加工がしてあるものは水洗いすると遮光性が落ちるといわれていますが、サンバリア100は洗えるそうです。
もちろん、その後、しっかり水分を拭き取らないと金属部分が錆びてしまうそうですが・・・
価格はだいたい12,000円~20,000円くらいですね。
完全遮光のサンバリアは日光過敏症の人や紫外線アレルギーの人に多く選ばれているようです。
サンバリアは価格は高いですが、その効果と6ヶ月の保証付きで人気のようです。