ほおずき市というと風鈴付きのイメージがあります。
ほおずきとともに、好きな風鈴を選べるのはいいですね。
浅草寺で行われるほおずき市は多くの参拝客でにぎわいます。
ほおずき市 2015 浅草寺日程
◆開催日 2015年7月9(木)・10日(金)
◆場所 浅草寺境内
時間は例年、午前9時~午後9時ころまです。
午前10時を過ぎると、いっきに人出が多くなります。
【浅草寺へのアクセス】
◆電車利用
○東武スカイツリーライン 浅草駅より徒歩5分
○東京メトロ銀座線 浅草駅より徒歩5分
○つくばエクスプレス 浅草駅より徒歩5分
○都営地下鉄浅草線 浅草駅A4出口より徒歩5分
◆バス
○都営バス
○京成タウンバス
○台東区循環バスめぐりん
◆車利用
※浅草寺には駐車場はありません。
※東区雷門地下駐車場ほか、周辺の駐車場を利用した方がいいでしょう。
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ほおずき市の風鈴つき価格は?
ほおずき市といえば風鈴というくらい、風鈴が目当てでほおずきの鉢を買う人も多いですよね。
ほおずき市で江戸風鈴がセットに成った鉢は2,500円くらいです。
値切る場合もありますが、結局その分はご祝儀となるのでこの価格になると思います。
風鈴はいらないし、鉢物もちょっと・・・
という場合は枝もので1,000円程度です。
「ひごほおずき」(竹ひごにほおずきが1つついているもの)なら50円程度で買えます。
縁起物ですから、せっかくほおずき市に出かけたなら、せめてひごほおずきくらいは買ったほうがいいですね。
ほおずき市の日に参拝するとすごいご利益があるって本当?
【四万六千日】
浅草寺は「あさくさかんのん浅草寺」ですから、観音様がご本尊です。
観世音菩薩さまですね。
その観音様のご縁日は「毎月18日」ですが、月に一日設けられた「功徳日」といわれる縁日があり、その日に参拝すると百日分、千日分の参拝に相当するご利益(功徳)が得られると信仰されてきたようです。
なかでも7月10日の功徳日は「千日分」と最も多く、「千日詣」で呼ばれていたそうです。
のちに「四万六千日」と呼ばれるようになり、そのご利益は46,000日分(約126年分)に・・・・
この7月10日に一番乗りをしようと多くの人が9日から集まり、現在は7月9日・10日の両日が「四万六千日」のご縁日と受け止められているようです。
もともとほおずき市は、愛宕神社の千日詣が浅草寺に波及したものです。
今では愛宕神社より浅草寺のほうが盛大になってしまったんですね。
【功徳日一覧】
1月1日 | 100日 |
2月晦日 | 90日 |
3月4日 | 100日 |
4月18日 | 100日 |
5月18日 | 100日 |
6月18日 | 400日 |
7月10日 | 46,000日 |
8月24日 | 4,000日 |
9月20日 | 300日 |
10月19日 | 400日 |
11月7日 | 6,000日 |
12月19日 | 4,000日 |
【雷除】
四万六千日詣りをするなら、ほおずきだけでなく、7月9日・10日の両日しか手に入れることができない「雷除」の御札を手に入れましょう。
これは江戸時代、「赤とうもろこし」を吊るしていた農家だけが落雷の被害にあわなかったことから、「雷除(かみなりよけ)」として赤とうもろこしが売られるようになりました。
ところが、不作が原因で赤とうもろこしを売ることができなかった時に、人々の要望により「四万六千日」のご縁日に「雷除」のお札が浅草寺から授与されるようになったんですね。
この2日間しか手に入れられない「雷除」の御札を求めて参拝する人もたくさんいます。
また7月9日・10日のみ、黄色の掛け紙の祈祷札「黄札」が特別に授与されます。
まとめ
江戸の夏の風物詩として朝顔市・ほおずき市と続いて、とても多くの人でにぎわいます。
風鈴の音も、ひとつひとつ微妙に違うので柄や形だけでなく、音も聞いて選びたいですね。
それにしても四万六千日(約126年分)のご利益・・・毎年行っている人はすごいご利益をいただいているんですね。