カラーコンタクトの危険性を知ろう|トラブルの少ないおすすめの安全なもの

若い女性を中心にカラーコンタクトを装着する人が増えています。

目を大きく見せる効果を期待したりするようですが、オシャレ感覚で使用すると取り返しのつかないトラブルになることもあります。

ひどい目のトラブルになると失明した人もいます。

そんなことにならないように、カラーコンタクトを使う前に正しい情報を知っておいたほうがいいですね。

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カラーコンタクトの危険性を知っておこう

 

カラコン03視力が悪くてコンタクトレンズを使用している人は、その手入れの煩わしさもよくわかっていると思います。

ワンデータイプならいいですが、手入れの必要なタイプのコンタクトレンズを使用している場合、手入れを怠ると角膜炎や感染症、充血など、さまざまなリスクがあることを承知していることが多いと思います。

コンタクトレンズの場合は眼科医で診察を受けてから購入するので、安心して使用できるのですが、それでも目の状態は人それぞれなので、出来上がったレンズが微妙に合わないことも多々あります。

カーブの具合とかも度の進んでいる人はきついですからね。

今、若い女性が購入しているカラーコンタクトは、じつは安全でない、危険性の高いものも数多くあるのが現状です。

オシャレのために、目を大きく見せたいために使用したカラーコンタクトで、重度の目の疾患を引き起こしたら、それこそ人生が変わってしまうくらい大きな障害となります。

カラーコンタクトは酸素透過性が低く、長時間使用することにより、角膜に酸素欠乏が生じます。

その結果、角膜浮腫(角膜の水分量が増え、むくみ(=浮腫)が生じた状態)による視力低下、または光をまぶしいと感じるようになったりと、目のトラブルが起こります。

ネットで粗悪品を購入して、大切な目を危険にさらさないためにも、どうしても使いたいなら安全性の高いものを使用することが大切です。

【カラーコンタクトを購入する時の注意点】

高度医療機器販売許可を受けているサイトで購入する

医療機器商品番号を国からもらっているものを選ぶ

眼科医の診察を受けた上で購入する

初めての使用ならワンデータイプ(1日使い捨て)を選ぶ

【購入後】

使う前にキチンとレンズをキズなどないかチェックして使う

試用期間・装着時間を守る

カラコンを2枚、あるいは普通のコンタクトレンズと一緒に重ねて使うことは絶対にしない

ワンデー以外はきちんと使用後に手入れする

目の違和感を感じたら、すぐに眼科を受診する

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カラーコンタクトによる目のトラブル続出

カラコン02カラーコンタクトにより目のトラブルが続出していますが、ほとんどが若い女性で15歳~29歳が全体の約9割近くとなっているようです。

【カラコン使用による被害例】

慢性の酸素不足による角膜浮腫

つけたまま寝てしまうと角膜炎を起こす確率が高い

粗悪なカラコンで色素が溶け出し、最悪のケースで失明も

色素プリントによるアレルギー性結膜炎を引き起こす

8時間使用で角膜上皮障害(眼球の傷)、結膜上皮障害(しろめの部分の傷)、輪部充血(充血)を引き起こすものがある

視力低下(0.1以下になることも)

カラーコンタクトでおすすめできる安全なものはどれ?

一番安心して使用できるのは眼科医で診察を受けてから、カラーコンタクトレンズを購入することです。

目のトラブルを引き起こしているカラコンは、台湾製や韓国製に多いといわれています。

台湾や韓国はコンタクトレンズの技術において、性能の良いレンズを作る技術が劣っていると思われ、コンタクトレンズの技術が進んでいる欧米で作られたカラーコンタクトを使用したほうがリクスが少ないといえるでしょう。

もちろん、ゼロではありませんが・・・

ワンデーアキュビューディファインや2ウィークアキュビューディファイン、ボシュロムナチュレールなどは安全性が高いといえますね。

カラーコンタクトを使っていて、とくに違和感を感じないという理由で、眼科を受診しない人も多いようですが、慢性的な酸素欠乏が原因で生じる角膜血管侵入などは無症状の場合があります。

定期的に眼科の検診を受けていれば、症状が軽い状態の時に対処できますからカラーコンタクトを使用するなら、眼科での定期健診は必ず受けたほうがいいでしょう。

まとめ

おしゃれのために健康な状態の目を危険に晒すことがないようにしたいですね。

メガネやコンタクトレンズを使用しなくても、よく見える目を持っているならなおさらです。

見えないことの不自由さは、目が悪い人にとって深刻な問題ですから、あえて目の危険性を高めるカラーコンタクトの使用はとてもおすすめできるものではありません。

それでも使用したい場合は眼科医の検診を受けてから、安全性が高いカラコンを選んで使用し、眼科の定期健診を受けることをおススメします。

大切な目を失ってからでは遅いですから・・・

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