熊谷うちわ祭は「関東一の祇園祭」と言われていて、3日間でおよそ70万人の集客を誇るお祭りです。
このお祭りの趣旨としては、疫病退散、五穀豊穣、商売繁盛の祈願神事です。
祭りのクライマックスは3日目の曳き合わせ叩き合いですね。
熊谷うちわ祭期間中は付近で交通規制が行われます。
熊谷うちわ祭2015 日程と場所
【熊谷うちわ祭2015 日程】
◆日程
◎2015年7月20日(祝)~22日(水)
◆渡御(とぎょ)祭
【1日目 6時15分~10時半頃】
◎熊谷うちわ祭の始まりを告げる行事
◆初叩き合い
【1日目 18時55分~19時50分】
◎12台の山車・屋台がティアラ21前から、JR熊谷駅前に勢揃い
◎祭り初めての叩き合いを行う
◆巡行祭(じゅんこうさい)
【2日目 13時~16時頃】
◎国道17号を、山車・屋台が、年番町を先頭に西に向かい、折り返して東を目指す
◆叩き合い(扇型)
【2日目 20時30分~20時40分】
◎交差点(八木橋前)に山車・屋台が扇形に集結
◆行宮祭(あんぐう)
【3日目 9時頃】
◎祭り広場に、行宮(あんぐう)を設置
※行宮とはお仮屋のことで、祭の期間だけの臨時の別宮のこと
◆曳き合わせ叩き合い
【3日目 20時30分~21時40分頃】
◎山車・屋台がお祭り広場に終結する祭りのクライマックス
◆番送り
【3日目 20時30分~21時40分頃】
◎年番町・迎え年番町がステージに上がり、「年番札」を送り渡す
◆還御祭(かんぎょさい)
【3日目 23時30分~25時30分頃】
◎熊谷うちわ祭の最後の行事で、熊谷祇園会の男女500人が交代で担ぎ、御神輿は行宮から本宮に向かう
【うちわ祭りの特徴】
熊谷の山車・屋台は、運転手付きの可動式三輪であり、熊谷では常識だそうですが、他の地域の人にとっては珍しいと思います。
固定式(方向転換出来ない)の車輪が一般的ですからね・・・
風向きによっては、数キロ先にも響きわたる熊谷囃子が、うちわ祭最大の特徴だそうですが、その大音量故に、苦情もたびたびあるそうです。
スポンサードリンク
熊谷うちわ祭の由来は?
【熊谷うちわ祭の由来】
熊谷うちわ祭は正式名称を愛宕(あたご)八坂神社例大祭といいます。
江戸時代の祭りでは、各家では親戚に赤飯を炊いて配り、商店では買い物客に赤飯を配っていました。
昔は赤い色は厄除けになるという理由があったからですね。
それが祭り見物にも嗜好されるようになって、「熊谷の赤飯振る舞い」は祭りの名物になっていったようです。
そののち、泉屋横町にあった料亭「泉州」の5代め主人が、当時生活必需品だった渋うちわを配るようにしたんだとか・・・
それも日本橋の老舗「伊場仙」製だったので、評判を呼び、各商店でも買い物客、取引商人に赤飯の代わりに渋うちわを出すようになったみたいですね。
この頃は3銭の買い物に5銭のうちわを振る舞ったのが由来だそうです。
日本橋の「伊場仙」の団扇(うちわ)とても高級品ですよね。
◆渋うちわ
※表面に柿渋を塗った、じょうぶで実用的なうちわ
※丈夫なので,火をおこすときなどに使われた
熊谷うちわ祭のアクセスと駐車場について
【アクセス】
◆電車利用
◎JR熊谷駅から徒歩約5分ほど
◆交通規制
◎7月20日 18:30~20:00
※JR熊谷駅東口・北口周辺
◎7月21日 13:00~21:00
※国道17号・お祭り広場周辺
◎7月22日 13:00~22:00
※市街地・お祭り広場周辺
18:00~21:00
※国道17号
【無料駐車場】
◆7月20日(祝)
◎熊谷市役所 8:30~23:00
◎熊谷会館 8:30~22:00
◎八木橋デパート 19:00~23:00
◎イオン 19:00~23:00
◆7月21日(火)
◎熊谷市役所 8:30~23:00
◎熊谷会館 8:30~22:00
◎八木橋デパート 19:00~23:00
◎イオン 19:00~23:00
◆7月22日(水)
◎熊谷市役所 17:15~23:00
◎熊谷会館 8:30~22:00
◎八木橋デパート 19:00~23:00
◎イオン 19:00~23:00
【パーク&ライド】
◆『熊谷スポーツ文化公園』無料臨時駐車場と『お祭り会場間』を15分~20分間隔で無料送迎バスが運行
※7月21日・22日のみ
※熊谷スポーツ文化公園臨時駐車場(西第2多目的広場)
※当日、臨時駐車場にてチケット(往復乗車券)を配布
※祭り会場から熊谷スポーツ文化公園行きバスで駐車場ヘ行く場合のバス乗り場(北口3番のりば/末広不動産前/熊谷女子高校前)
まとめ
お祭りにつきものの露店は7月20日(祝)には出店されません。
露天の出店は7月21・22日のみです!
露店を楽しみにしていく場合は20日は避けたほうがいいですね。
また、車で行く場合は午前中に行ったほうがいいでしょう。