熊本地震で被災された方々に寄付した人、これから寄付しようと思っている人も多いと思います。
今回の地震にかぎらず、「支援金」と「義援金」がどう違うのか、理解してから寄付したほうがいいかもしれません。
少しでも復興の役に立ちたい、被災した人を助けたいという気持ちで寄付したお金がどう使われるのか、知っておいたほうがいいですよね。
支援金と義援金の違いを理解して寄付しよう
災害などで被災した人たちや地域に寄付する場合に「支援金」と「義援金」の違いを理解して寄付した方がいいですね。
【支援金】
被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に使われる。
※NGOとは、Non Governmental Organization(非政府組織)の略。
※NPOとは Nonprofit Organization の略で、直訳すると「非営利組織」ですが、「民間非営利組織」としたほうが意味がよく伝わる。
被災地での復旧や救命活動などに使われ、被災者には使われない。
すぐに被災地に届く。
医療、物資、食事、メンタルケアなど活動内容が異なるので、自分で関心を持った寄付先を選べる。
【義援金】
被災者の人たちにお悔やみや応援の気持ちとして、直接渡されるお金(見舞金)。
赤十字・赤い羽根共同募金・自治体・TV局などが受け付ける。
被災者に公平に分配されるが、いろいろ調査してからなので分配されるまで時間がかかる。
破損した道路やライフラインの復旧や物資、食事などに使って欲しい場合は「支援金」として受け付けているところに寄付します。
被災して、家も全壊し、お金に困っている被災者の人に見舞金として渡して欲しい場合は「義援金」として受け付けているところに寄付します。
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ポイントで義援金として寄付できるところは?
お買い物でためたポイントやマイレージのマイルなどで寄付できます。
ここで紹介するところで寄付すると、1ポイント・1マイルを各1円として換算して現金に換え、「日本赤十字社」や「中央共同募金会」へ届けられます。
手数料等は無料です。
【T-POINT】
◆ヤフーで会員登録(無料)
※「Tカード」を持っている場合は会員IDと連携させてサイトから寄付
◎ 1ポイントから寄付できます。
1~10万ポイント
◎ 終了時期は未定
【楽天スーパーポイント】
◆楽天サイトで会員登録
◎ 1回 50~3万ポイント
◎ 5月31日まで
※ポイントだけでなくカードを使って決済して寄付することも出来ます。
【Ponta(ポンタ)ポイント】
ポンタカードは2通りの寄付方法があります。
◆ローソン店頭の端末から「ポンタカード」で寄付
◆ローソンのサイトで会員登録してポンタカードと連携させて寄付
◎ 1口 1~1万ポイントから選択
◎ 4月30日まで
【ANAマイレージクラブ】
◆全日本空輸のサイトで会員登録情報を入力
◎ 1マイルから
◎ 5月31日まで
【JALマイレージバンク】
◆日本航空のサイトで会員情報を入力して寄付
◎ 1口 500マイルから
◎ 5月31日まで
【dポイント】
◆NTTドコモのサイトで会員登録して寄付
◎ 1口 100ポイントから
◎ 5月9日 17:00 まで
【ウォレットポイントauWALLET】
◆KDDI(au)のサイトで会員情報を入力して寄付
◎ 100~5000ポイント
◎ 5月31日 正午まで
ポイントで支援金として寄付できるところは?
ためたポイントを支援金として寄付できるところは「ハピタス」です。
旧ドル箱ですね。
このポイントサイトを経由して買い物すると、ダブルでポイントがつくので利用している人も多いと思います。
【ハピタス(旧ドル箱)】
◆ハピタス会員
◎ 300pt→300円分
300ポイントからの寄付(交換)となります。
交換限度額は1ヶ月30,000ポイントです。
集められたポイントは、現地での災害支援に多数の経験を持つ、NPO/NGO・企業・政府・行政の連携組織「Civic Force」を通じて被災地の支援に充てられます。
まとめ
実際に自分で寄付したお金がどのように使われているのか、気になりますよね。
それでも被災した人たちのために自分でできることのひとつの選択肢として「寄付」があると思います。
九州までボランティアで出かけることが無理でも、せめてお金を出して助けたいという気持ちがある人は寄付することで助けたい気持ちが伝わると思います。
ポイントでも寄付できるのは便利ですよね。