日枝神社の山王祭は「日本三大祭」のひとつであり、また「江戸三大祭」のひとつでもあります。
徳川の三代将軍家光公以来、歴代の将軍が上覧拝礼する「天下祭」として盛大に行われてきたお祭りで、毎年6月に開催されています。
なかでも最大の盛儀であり、優雅な神幸祭の御列は艶やかで華麗な王朝絵巻を見るような世界を見せてくれます。
まつり期間中に「夏越稚児祭(なごしちごまつり)」や屋台も楽しめる「納涼大会」も行われます。
山王祭 2016 神幸祭(しんこうさい)日程は?
日枝神社の山王祭は2年に一度、開催されます。
今年は本祭りですね。
今年は2014年に続いて開催されるのですが、申年ですからよけいにパワーアップしそうな感じですよね。
日枝神社は「猿」と縁が深い神社ですから。
【山王祭 2016 日程】
◆開催日程
◎ 2016年(平成28年)6月7日(火)~6月17日(金)
◆神幸祭
◎ 2016年(平成28年)6月10日(金)
◆神幸祭 時間
◎ 7:30~17:00
13時45分 日本橋御旅所祭
皇居参賀 氏子各町巡行
王朝絵巻のような行列は御鳳輦二基・宮神輿一基・山車三基が、王朝装束の総代役員や氏子青年に供奉されながら、氏子区域をまわります。
供奉員総勢約500人・御列は300メートルに及ぶ盛大な行列ですね。
神幸祭の行列の御順路は日本の中枢ともいえるエリアをまわるので、あちこちで見ることが出来ます。
もちろん、時間帯によりますが・・・
「国会議事堂」や「日テレ大通り」、「靖国神社南門」「国立劇場」「皇居坂下門」「丸の内仲通り」「三菱一号館」銀座四丁目などの「銀座中央通り」「帝国ホテル」「日比谷公会堂」などをまわって日枝神社にもどります。
52段の男坂の石段を神輿が担がれて上がっていきますよ。
【日本三大祭】
◆祇園祭 京都 八坂神社
◆天神祭 大阪 天満宮
◆山王祭 日枝神社
【江戸三大祭】
◆神田祭 神田明神
◆深川八幡祭 富岡八幡宮
◆山王祭 日枝神社
スポンサードリンク
山王祭 夏越稚児祭日程
山王祭の「神幸祭」と並んで「夏越稚児祭(なごしちごまつり)」も有名です。
お子さんやお孫さんの健やかな成長を願って、稚児装束に身を包んで茅の輪くぐりのお練りに参加します。
そして御祓いを受けて、神様のお恵みをいただく行事です。
けっこういい思い出になりますよ。
日枝神社ではありませんが、私も小さい時に稚児装束を着て、行列に参加した記憶があります。
【夏越稚児祭 2016】
◆日程
◎ 2016年(平成28年)6月11日(土)
◆時間
◎ 13:00~
◎ 14:00~
※2回
◆場所
◎ 日枝神社神苑
◆児童年齢
◎ 男女共 3歳~6歳まで
◆初穂料
◎ 一人 10,000円
※含 祈祷料他・稚児装束・記念写真・おみやげ
山王祭 納涼大会
日枝神社の裏手のほう、稲荷参道から上がったところに納涼大会のテントが設置されます。
普段は静かな境内に奉納提灯がたくさん掲げされます。
テントの中に「やぐら」が設置されますので「雨天決行」ですよ。
初心者でも踊れる歌と踊りで、楽しい時を過ごせます。
この時期はまだ梅雨時なので、ちょっと肌寒いんですが、浴衣で参加する人もいますよ。
もちろん、夜店も出るのでそちらの楽しみもありますよね。
【山王祭 2016 納涼大会 】
◆開催日程
◎ 2016年(平成28年)6月13日(土)~15日(月)
◆開催時間
◎ 18:30~20:00
まとめ
下町連合渡御は6月12日(日)の10時~12時に行われます。
日曜日ですから賑わいそうですね。