横浜三渓園蛍の夕べ2016重要文化財の古建築やハナショウブも楽しめる

横浜本牧にある「三渓園」は原 三溪(本名は原富太郎)という生糸貿易で財をなした実業家によって作られました。

原三渓は著名な美術愛好家でもありました。

敷地面積18万平方メートルの広大な純日本庭園には全国から移築された、重要文化財などの建物が鑑賞できます。

その三景園でホタルの鑑賞ができるイベントが開催されます。

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横浜三渓園 蛍の夕べ 2016

三渓園蛍の夕べ02 - コピー

「蛍の夕べ」開催時は三重塔がライトアップされて、幻想的な雰囲気を醸し出します。

園内で羽化したホタルは多くはありませんが、そのホタルを見るために多くの観客が集まります。

天候が悪い場合はよく見られないことがあります。

「蛍の夕べ」でホタルを鑑賞するために、夜間の特別ルートがあり、観覧区域が限定されています。

外苑奥の小川周辺(横笛庵、寒霞橋あたり)で見ることが出来ますよ。

ホタルは「携帯・スマホ・カメラ」での写真撮影は禁止になっていますので注意してくださいね。

早めに行って、園内を見て回った後に、園内にある茶屋や三渓記念館などで暗くなるまで時間調整をしている人もいますね。

【横浜三渓園 蛍の夕べ 2016】

◆開催日程

◎ 2016年(平成28年)5月28日(土)~6月5日(日)

◆時間

◎ 閉園 21:00

※20:30まで入園できます。

◆入園料

◎ 大人(中学生以上)

500円 (400円)

◎ こども(小学生)

200円 (100円)

◆入園料金免除

◎ 横浜市内在住の65歳以上の方に発行される“濱ともカード”をお持ちの方

◎ 横浜市内在住の方で、“横浜市敬老特別乗車証”をお持ちの方

◎ 障害者手帳をお持ちの方(介護者として同伴者1名も無料になります。)

◎ 教職員が学校行事で生徒に随伴する場合、および、そのための下見

◎ 毎月、第2、第4土曜日は、小学生、中学生、高校生の入園料が無料になります。

※入園の際に、「濱ともカード」「敬老特別乗車証」「障害者手帳」を受付に提示してください。

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「蛍の夕べ」開催時はハナショウブが見頃

三渓園蛍の夕べ03 - コピー

三渓園の園内では、年間を通じて美しい花々を楽しむことが出来ます。

春はユキヤナギ・サクラ・ヤマブキ・シャガ・フジ・ツツジ・サツキが楽しめます。

「蛍の夕べ」開催時はスイレン・ハナショウブ・アジサイなどですね。

三渓園は「内苑」と「外苑」がありますが、ハナショウブが見られるのは外苑の大池周辺になります。

夜になるとライトアップされる旧燈明寺三重塔とハナショウブの構図の写真が多く撮られていますよね。

とても幻想的で美しい光景が見られます。

もちろん、昼間でも美しい光景ですよ。

三渓園のハナショウブは昭和36年に明治神宮から移植された江戸系ハナショウブ30品種、500株です。

三渓記念館には原三渓の書や絵だけでなく、ゆかりの作家の作品もあります。

中島清之(なかじまきよし)、下村観山(しもむらかんざん)、横山大観(よこやまたいかん)などの作品が展示室で展示されます。

どの作品が展示されるのかは公式ホームページで公開されています。

三渓記念館で所蔵品展を見るのには入園料のみで、館内は無料となっています。

三渓記念館ミュージアムショップではここでのみ、購入できる製品が多数あるのでおみやげを買うのにいいですよ。

疲れたら抹茶処「望塔亭」で抹茶をいただくことも!

1服500円でお菓子は餡入り落雁です。(10:00~16:00)

三渓園へのアクセス

三渓園蛍の夕べ04 - コピー

三渓園はちょっと不便な所にあります。

電車を降りてすぐ・・・というわけにはいかないので最寄り駅からバスを利用してください。

◆電車利用&バス

◎ JR根岸線 根岸駅

1番乗り場《市バス58・99・101系統》10分 本牧下車・徒歩10分

◎ JR根岸線 桜木町駅

2番乗り場《市バス8・148系統》約25分 本牧三溪園前下車・徒歩5分

◎ 横浜駅東口

2番乗り場《市バス8・148系統》約35分 本牧三溪園前下車・徒歩5分

◎ みなとみらい線 元町・中華街駅 4番出口

山下町バス停《市バス8・148系統》約15分 本牧三溪園前下車・徒歩5分

⇒■最寄りバス停から三渓園まで徒歩の道順 

※ 横浜発 横浜市営バス8系統および148系統のバスは、桜木町、山下町を経由して走ります。

※ 横浜発 横浜市営バス148系統のバスは、急行のため同じルートを走る8系統よりも所要時間が5分ほど短くなります

※ 本牧三溪園前は、みなとぶらりチケットの適用区間外です。ご注意ください。

◆駐車場

◎ 三渓園の正門に隣接した駐車場は普通車が80台位しかとめられません。

しかも、バスと普通車の両方が同じ駐車場にとめるので、バスの利用が多い時は普通車がとめられる台数が減ります。

サクラの開花時期や、蛍の夕べのような夜間開園時などはとくに駐車場が混み合います。

★乗用車

最初の2時間 500円 以降30分毎 100円 当日最大 1,000円

★バス

駐車時間に制限なく、1利用につき 1,000円

車で出かける予定なら、三渓園の駐車場ではなくて「本牧市民公園駐車場」を利用するといいですよ。

「本牧市民公園駐車場」は三渓園の南門の近くにあり、台数も多くとめられます。

【本牧市民公園駐車場】

◆料金

1時間 200円 以降30分毎 100円

◆営業時間

24時間

◆駐車台数

311台

横浜山下方向から本牧市民公園駐車場に行く場合はちょっと注意が必要みたいです。

まとめ

日本にはホタルは50種類ほどいると推定されているそうです。

なかでも夜間光を放つ「ゲンジボタル」「ヘイケボタル」「ヒメボタル」などがよく知られていますよね。

ゲンジボタルやヘイケボタルは水辺の草むらでよく見られますが、ヒメボタルは陸生のホタルです。

ホタルの成虫は口器が退化してしまうので、水以外はとることができません。

ホタルの成虫の寿命は短く、オスで6日程度、メスで12日程度くらいだそうです。

ですからホタルを見られる時期って、本当に短いんですよね・・・

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