瞬間接着剤で軍手を使うと超危険!発熱してやけどするかも!

瞬間接着剤を使用する時に「軍手」を使う人が多いようですが、これが危険だという認識がある人が少ないようです。

瞬間接着剤を使う時は絶対にしてはいけないことがありますので、覚えておいたほうがいいですね。

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瞬間接着剤を使う時は軍手をするとやけどする?

瞬間接着剤はこわれたものを修復したり、何かの工作の時にも大活躍してくれますが、その時に「軍手」を使ったことがある人が多いようです。

たまたま何事もなく終わったりすると、それが危険な行為であったことにはなかなか気づきません。

じつは瞬間接着剤が衣類などに付着すると繊維、とくに化学繊維に染み込むとものすごく激しく反応してしまいます。

ときには100℃を超える高温を発することもあるので、やけどの原因となることがあります。

ですから「軍手」はもちろんNGです。

さらにはティッシュなどに液剤を染み込ませるのも危険です。

ティッシュにつけて使用する人は少ないと思いますが、噴き出た溶剤をティッシュで拭こうとする人はけっこういると思います。

その時に素手でやったりするとかなり危険です。

状況にもよりますが、布やティッシュに瞬間接着剤の溶剤がついて発熱するだけでなく、発煙することもあるのでいかに危険か、わかりますよね。

でも、皮ふにつくのは嫌だから素手では使いたくない・・・

そういう場合は「ポリエチレン製の使い捨て手袋」を使用しましょう。

これは100均などでも売っています。

あまり薄いと心配なら、ちょっと厚手タイプのものもあるので、それを使うといいですね。

着ている衣類などにもこぼさないように、服にもポリエチレン製のものでカバーしておいたほうが安心です。

100均で毛染め用のケープ(ポリエチレン製)を売っているので、それを利用するといいかもしれません。

◆瞬間接着剤を使用する時の注意事項

・軍手などの布製の手袋をしない
※手袋をする場合はポリエチレン製のものを使う

・火気厳禁

・保管は直射日光を避け、温度・湿度が低い場所に保管する

・廃棄する場合は容器を密封し、燃えないごみとして処理する
※湿気や光にさらしてゆっくり硬化させて廃プラスチックをして処分する方法も・・・
※各都道府県の定めた処理方法に従ってください。

・使用中・使用後は部屋の換気をよくする

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瞬間接着剤が皮ふについた時のはがし方

◆指や手についた場合

・お湯(40℃くらい)に手を入れ、もむような感じではがす

・指についた場合は6角形の鉛筆などを使い、指ではさんでグルグルまわすと簡単にはがせる場合もあり

・瞬間接着剤専用のはがし剤を利用してはがす(あまりおすすめではないですが)

はがし剤を使ってはがした場合は石けんでよく洗い、ハンドクリームなどをつけておく

・マニキュアの除光液、アセトンで取ることもできるので、除光液を塗って布で拭き取る

◆目に入った場合

・すぐに水で洗眼し、医師の手当を受ける

※なるべくまばたきや目をこすったりしないようにする

・メガネレンズについた場合、プラスチックの場合ははがし剤を使うととけるのでうまく取る方法はありません。
※ガラスレンズの場合ははがし剤を綿棒などを使ってまわしながら取ることができますが、コーティング剤は取れる可能性があります。

◆着衣(服・靴下など)にこぼした場合

・急激に発熱してやけどする可能性もあるので、そのまま脱がずに大量の水をかけてから徐々にはがす

・脱げない時はハサミなどを使って切り取る

◆机や床にこぼした場合

・接着剤が固まらないうちならポリエチレン製の手袋をして、布などで素早くふきとる
※ふきとった布は人のいないところに持っていき、固まるまでそのままにしておくか水を張ったバケツに入れる

・固まってしまった場合ははがし剤を目立たない場所でふいて塗装がはげないか確認してから使う

接着剤のはがし方について

【他の接着剤のはがし方】

◎ 水溶性接着剤(木工用ボンド)

・水やお湯、それに石けんでたいていは落とせる
※薬用アルコールまたはベンジンと水で拭き取り、その後石けんと水でよく洗い流す
※その後にハンドクリームを塗り込んでおく

◎ 溶剤系、エポキシ樹脂系接着剤

・なるべく石けんとお湯をつかって落とす
※敏感肌やアレルギー体質の人はかぶれを起こすことがあるのでポリエチレン製手袋などを使用したほうが良い

まとめ

たまに瞬間接着剤を入れ歯の補修などに使う人もいるようですが、家庭用瞬間接着剤は人体に使うものとして厚生労働省の認可を受けていないので使用できません。

とりあえずのつもりでも絶対に使わないでください。

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