お正月といえば、子供にとって楽しみなのはお年玉ですよね。
大人にとっては渡す人数が多いと頭の痛いことですが・・・
そのお年玉って地域や家庭などによって、金額もまちまちのようです。
そこで一般的な相場というものを紹介したいと思います。
お年玉の由来は
新年の神様である年神様は新しい年の幸福や恵みとともに、私たちに魂を分けてくださると考えられてきたそうです。
鏡餅は年神様の依り代なので、家にいらした年神様は鏡餅に依りつくので、そこに年神様の「御魂」(みたま)が宿るのです。
その餅玉を、家長が家族に「御年魂」「御年玉」として分け与えたのが始まりのようですね。
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お年玉の金額の相場とあげる時の注意点
年 齢 | 金 額 |
0~2才(乳幼児) | 1,000円 |
3~5才(幼稚園・保育園) | 2,000円 |
6~7才(小学校低学年) | 3,000円 |
8~9才(小学校中学年) | 3,000円 |
10~11才(小学校高学年) | 3,000円・5,000円 |
12~14才(中学) | 5,000円 |
15~17才(高校生) | 5,000円 |
18~20才(学生) | 10,000円 |
18~20才(社会人) | 10,000円 |
21~22才(学生) | 10,000円 |
【一般的な家庭に多い基準】
◆年齢÷2×1,000円
◆年齢×500円
【お年玉をあげる時の注意点】
◆お年玉は新札を用意しておく
◆そのまま渡さないでポチ袋などに入れて渡す
◆ポチ袋がない場合はティッシュに包んで渡す
※裸のままのお金を渡すのは厳禁です!
◆ポチ袋にお金を入れる時のお札の折り方に注意!
※紙幣は肖像があるほうが表で、表を内側にして左側から折り、次に右側を折る
※しっかり折り目をつけないで、ゆるい三つ折にする
◆ポチ袋に紙幣を入れる時、天地が逆さまにならないように気をつけて入れる
ポチ袋の由来
お正月のお年玉や簡単なお祝い事などにほんの心付けとして使われる小さな祝儀袋をポチ袋と言います。
少額のお金を入れてチップとして渡す時もありますよね。
ポチは小さい点を表し、元々は「雨垂れがあけた小さな穴」を意味し、漢字で点(ぽち)と書きます。
また不足の気持ちを表して「ぽち」を使う場合もあり(これっぽっちなど)、京阪地方の方言で、心づけや祝儀、チップとしての意味も持ち合わせるようになったようです。
まとめ
結婚してからお年玉をあげる場合、妻側と夫側のお年玉の相場の違いに驚く人も多いようです。
また自分の方は子供が一人なのに、あげる相手の子供は3人以上だったりするときはちょっと困りますね。
また、いつまでお年玉をあげるかについては人それぞれのようですが、多くは高校卒業・20才・大学卒業を機会にやめているみたいですね。
昔も今も、もらったお年玉は貯金するのが一番多いそうです。