寸又峡といえば、すぐ思い浮かべるのが「夢の吊り橋」ですね。
恋愛成就のパワースポットとしても人気の橋です。
大間ダム湖(チンダル湖)にかかる「夢の吊り橋」周辺は見事な紅葉が楽しめます。
寸又峡の紅葉は夢の吊り橋が外せない
寸又峡の「夢の吊り橋」といえば、2012年にトリップアドバイザーが選ぶ、死ぬまでに一度は渡ってみたい「世界の徒歩吊り橋10選」にも選ばれいますよね。
コバルトブルーやエメラルドグリーンの湖水の上を90mの吊り橋が渡されていて、真ん中で恋愛成就のお祈りをすると願いが叶うともいわれています。
ただ、吊り橋の上はかなり揺れますので気をつけてくださいね。
湖水の色は毎日変化し、必ずしも美しい色を見られるとは限らないようです。
天気によって(前後の日も含めて)ちょっとグレーっぽい色の時なども・・・
寸又峡の紅葉は通常、10月下旬~12月上旬まで楽しめます。
「夢の吊り橋」を渡るのに、一番近い駐車場からでも1km以上歩きます。
「夢の吊り橋」へ行くまでに階段を下りますしね。
この「夢の吊り橋」は原則、一方通行です。
しかも一度に渡る人数は10人まで。
紅葉などの季節は混み合いますので、順番待ちをすることになりますが、周辺の美しい紅葉を眺めながら待つので苦にならないようですね。
ただ、本当の注意点は「一方通行で引き返せない」ので、「夢の吊り橋」を渡った後が問題なのです。
この橋を渡るとすぐに「木こり橋」を渡り、「尾崎坂展望台」に向かってなんと304段もある階段を上ることになります。
しかもこの階段、けっこうな急勾配の階段です。
普段、運動をしていない人は息が上がりますね。
途中に「やれやれどころ」という休憩所がありますから、疲れたら休んだほうがいいですね。
足が悪いとか体力に自信がないとかいう人は、「夢の吊り橋」方面に下りる途中で「飛龍橋方面」を行くことができる道が左手にのびていますので、そちらを利用したほうが安心です。
飛龍橋までは15分程度で行けますし、そこから吊り橋や湖面、紅葉なども見て楽しめます。
車両通行止めの場所から歩いて、途中「天子トンネル」の手前にトイレがあります。
「尾崎坂展望台」までトイレがないので、トイレが近い人はここで用を足したほうが安心ですよ。
「天子トンネル」は5分ほどで抜けられるトンネルです。
「飛龍橋」を渡って「尾崎坂展望台」まで行くこともできますよ。
「夢の吊り橋」は2枚の板が渡さている中央を歩きますが、これはだいたい普通の人の肩幅程度くらいです。
つかまって歩けば、さほど怖さはないと思いますが、写真を撮ろうとしてスマホやカメラなどを落とさないように注意して下さい。
また、混雑時は橋の途中で長く時間をとらない(写真撮影などで)ように気をつけたいですね、マナーとして。
「夢の吊り橋」を渡るのに料金はかかりません。
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外森山神社の落ちない大石
「夢の吊り橋」に一番近い駐車場のある「長島園」さんの近くから外森山ハイキングコース上に、「天狗の落ちない大石」があります。
光岳(てかりだけ)の天狗が2人の山伏を従えてこの地に降り立ち、貧しい村人たちを助けたという伝説が伝えられています。
不安定に見えても断崖に何百年もとどまり続けているので、「落ちない大石」として崇め奉られています。
受験や就職試験、各種資格試験などの受験者だけでなく、高層ビルの建築に関わる人や建築関係者(とび職・大工・塗装工など)、高所で作業をする人たちにとっても「落ちない」ように守り神として祀られているのだそうです。
絵馬は1枚:500円で、寸又峡温泉内の旅館・食堂・お土産物屋で販売しています。
来年、受験を控えている人などが家族にいれば、お参りしてお願いするといいですね。
石の大きさは7~8メートルくらいです。
夢の吊り橋へのアクセス
この近くには「湯屋飛龍の宿」などもありますから、宿泊して混雑のない早朝に行くのもオススメです。
空気もきれいですしね。
「夢の吊り橋」は足元が見えないと危険ですから「夜明け~日没まで」ですが、紅葉の時期は日が暮れるのも早いですから、早めの時間のほうがおすすめです。
周辺の景色もきれいに見えますからね。
ちょっと暗くなると、灯りがないと危険かもしれません。
携帯用の懐中電灯などがあったほうが安心ですが、そういう時は無理して渡らずに引き返したほうがいいですね。
まとめ
紅葉時期の土日祝などは、非常に混雑してしまうので、早めに行ったつもりが自分たちの番が回ってきたのが暗くなってから・・・
というケースもありますよ。
1度に10人ずつ渡るとなると、けっこう待たされることがあります。
紅葉時期の土日祝は午前中に着くように出かけたほうが無難かもしれません。
もしくは宿泊して、早朝の空いている時間に渡るとか・・・
かなり歩きますし、夢の吊り橋を渡って階段を上るのにも歩きやすい靴で行ってくださいね。