埼玉県の嵐山渓谷で「紅葉まつり」が開催されます。
槻川沿いに美しい紅葉を愛でながら散策するのがおすすめです。
嵐山渓谷バーベキュー場ではご当地B級グルメも楽しめますよ。
嵐山渓谷紅葉まつり 2017
嵐山というと京都の「嵐山(あらしやま)」と同じように読んでしまいますが、埼玉県比企郡にある嵐山渓谷は「らんざんけいこく」と読みます。
景観が京都の嵐山に似ていることから名づけられたそうですけどね。
嵐山渓谷の散策路は遊歩道が整備されています。
紅葉が川面に鏡のように映し出される美しい光景を眺めながら、散策するといいですね。
嵐山渓谷の紅葉の見頃は例年「11月下旬~12月上旬(天候により前後することがあります)」です。
【嵐山渓谷紅葉まつり 2017】
◆開催日程
◎ 2017年(平成29年)11月18日(土)~12月10日(日)
◆ご当地B級グルメ
◎ 2017年(平成29年)12月2日(土)・3日(日)
★開催時間
◎ 10:00~15:00前後
※販売品がなくなり次第終了
★開催場所
◎ 嵐山渓谷バーベキュー場
・嵐山辛モツやきそば
・芋煮
・石焼き芋
他 「地元うまいもの」販売
◆観光ボランティアガイドによる「ガイドウォーク」
◎ 2017年(平成29年)12月2日(土)・3日(日)
◎ 嵐山渓谷バーベキュー場~与謝野晶子歌碑往復
※要予約
① 09:00~11:00
② 13:00~15:00
・各回定員:50名
・参加費無料
◆問い合わせ
◎ 嵐山町(らんざんまち)観光協会
TEL:0493-81-4511
【注意事項】
・早朝や降雨の際、またはそのあとは河原の岩場が非常に滑りやすいので注意が必要
・坂道が多いため、歩きやすい靴、服装がオススメ
・遊歩道はレンタサイクルの乗り入れ困難
・遊歩道内に売店及び自動販売機なし
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与謝野晶子歌碑
昭和3年(1928年)に林学博士・本多静六博士が嵐山渓谷を訪れて、京都の嵐山の風景と似ていることで「武蔵国の嵐山(むさしのくにのあらしやま)」と命名されたことにより、多数の観光客が訪れるようになったそうです。
東武東上線「菅谷駅」も昭和10年(1935年)に「武蔵嵐山駅」に改名されました。
そして昭和14年(1939年)の6月、女性歌人「与謝野晶子」が娘の藤子さんと共にこの地を訪れたのです。
その時、嵐山渓谷の自然などをテーマに「比企の渓」29種を歌っています。
嵐山渓谷には与謝野晶子の歌碑があります。
紅葉が美しい展望台周辺より先の方にあります。
◆与謝野晶子歌碑:「比企の渓 槻の川 赤柄の傘を さす松の 立ち竝(なら)びたる 山の しののめ」
与謝野晶子歌碑の近くにはすすきが原があり、ここには「一平荘」があったそうです。
もともとは料理旅館の「松月楼(しょうげつろう)」で、戦後に経営者が変わって「一平荘」と改名され、神楽坂の割烹の嵐山町支店として営業していたようです。
でも、そののち閉店となってしまったようですね。
「松月楼」は北に「大平山」、南に「細原」、西に「槻川」、東に「林野」を控えた「四神相応(しじんそうおう)」の地といわれていたそうです。ここはパワースポットかもしれませんね。
天の四神の存在にふさわしい地理的景観の場所だということだそうです。
【天の四神】
北:玄武
南:朱雀
西:白虎
東:青龍
※中央:麒麟もしくは黄竜
嵐山渓谷へのアクセス
【嵐山渓谷バーベキュー場】
〒355-0225 埼玉県比企郡嵐山町大字鎌形 2857
TEL:0493-62-4152
◆電車利用
◎ 東武東上線「武蔵嵐山駅」下車 徒歩約 30~40分
◎ 「武蔵嵐山駅」よりバス利用
ときわ町路線バス「と02 せせらぎバスセンター行」乗車
「休養地入口」下車
紅葉まつり開催中の12月2日・3日はバスが増便されます。
◆車利用
◎ 関越自動車道「東松山I.C」より国道254号線を小川方面へ約 10分
◆駐車場
◎ あり 有料 300台
・普通車 :1,000円
・オートバイ :400円
・マイクロバス:3,000円
・大型バス :4,500円
まとめ
イベントがあるのは12月2日(土)・3日(日)だけですから注意してください。
「嵐山渓谷バーベキュー場」でバーベキューをしながら紅葉を楽しむのもいいかもしれません。
炊事場やトイレなどが完備されているので安心ですよ。
食材の予約もできます。
「嵐山渓谷バーベキュー場」の営業期間は3月18日~12月10日までです。
定休日はありません。
野外炉は電話で要予約:0493-62-4152
食材の予約 :0493-62-8844