お風呂で身体を洗う時って、どんなふうに洗っていますか?
温泉などの場合はホテルや旅館の用意してくれた浴用タオルを使うことが多いと思いますが、普段の洗い方によってはお肌の老化を早めているかもしれません。
また敏感肌の人などはとくに洗い方に気をつけましょう。
身体をこすって洗うとお肌の老化を早める
あなたはお風呂で身体を洗う時、どんなふうに何を使って洗っていますか?
あなたの洗い方によってはお肌によくない洗い方かも・・・
じつはしっかり洗わないと洗った気がしない・・・と身体をこすって洗うのはNGです!
とくに敏感肌の人がこすって洗うとお肌に刺激を与えすぎることになります。
ゴシゴシこすって洗うとお肌の老化を促進してしまうのですね。
ですから垢すりなどもお肌の老化を促進します。
また、皮脂汚れは石けんが必要ですが、乾燥肌や敏感肌、高齢者の人はもともと皮脂の分泌が少ないので、洗いすぎると必要な皮脂まで落としてしまいかねません。
熱すぎるお湯や長風呂はお肌を乾燥させますから気をつけましょう。
スポンサードリンク
体臭が強くなる原因はゴシゴシ洗い?
タオルなどでゴシゴシ洗うと気持ちいいかもしれませんが、じつは人間の体は洗えば洗うほど、より体臭が強くなるのです。
清潔好きの人にとってはショックかもしれませんね。
不潔にしているから臭う・・・というのは当たり前ですが、洗いすぎるのも問題なのです。
通常、健康な皮膚にはいい匂いを出す細菌、「表皮ブドウ球菌」という細菌がほとんど占めています。
この表皮ブドウ球菌はシャワーで約80%、お風呂に入ると約90%がいなくなるそうですが、残りの10%が丸1日くらいかけて元の数まで増やします。
それが洗浄力の強い合成石けんなどで身体を洗うと99%くらいの表皮ブドウ球菌が洗い流されるだけでなく、エサとなる皮脂膜も洗い流されてしまいます。
表皮ブドウ球菌を保護しながら、体の汚れを取る洗い方が重要なポイントになるということですね。
ベストな身体を洗う方法は?
◆石けんを使って手で洗うのがベスト
汗とほこりはぬるま湯で流すだけで落とせるのですが、皮脂汚れは石けんが必要です。
女性なら洗顔でよく知っているように、石けんをよく泡立てて、それで身体を洗いましょう。
やさしく、手でなでるように洗います。
背中は自分では手で洗えないのでタオルを使いますが、ナイロン製の物は避け、綿などの天然素材のものを使います。
タオルで洗う時も、やさしく、そっと洗います。
乾燥肌の人はお風呂から出て5分以内にボディークリームなどを全身に塗りましょう。
まとめ
人間の身体には必要な菌がいるのに、潔癖症すぎるとそれも取り除いてしまうんですね。
お肌を元気に保つには、こすらない、洗い過ぎないというのがポイントのようです。
毎日しっかり洗っていると体臭がキツくなるというのは、知らないと怖い話ですよね。