健康のためやダイエットのために「野菜スープ」を飲み始めている人が増えましたね。
なかでも髙橋弘先生が紹介している「ハーバード大学式野菜スープ」が注目されています。
身近な食材で作れるので、作り置きもできて便利です。
なかなか野菜をとれない人にも、「野菜スープ」はオススメです。
ハーバード大学式野菜スープ 免疫力アップ ファイトケミカルスープ
病気を予防したり、改善する機能を持った「ファイトケミカル」がスープに溶け出している「ハーバード大学式野菜スープ(ファイトケミカルスープ)」が注目されていますね。
身近な野菜で、作り方も簡単なので実行している人が増えています。
しかもまとめて作り置きしてもOKなので、休日に作れるのもうれしいですよね。
病気予防や改善機能のあるファイトケミカルは刻んだり、ミキサーやジューサーで粉砕してもあまり抽出できず、加熱してスープとして抽出する方法が一番だそうです。
ファイトケミカルは熱に強いため、加熱しても大丈夫なんですね。
このスープは基本的に味付けしないスープです。
ですから、他の料理にアレンジすることも簡単にできますよ。
【スープを飲む時の注意点】
◆1回に飲むスープの量
・スープ(液体) 200ml
・具材 適量
◆いつ飲むと効果的か
・食事の最初
※スープを先に飲んでから具材を食べるのがオススメ
◆スープの温度
・温めても冷たいものでもOK
◆1日に飲む回数
・2~3回
◆調味料
・食塩などいっさい加えない
※薄味過ぎると思う人はコショウやスパイスなどを使う
基本的に野菜スープですから肉や魚などは入れないで作ります。
ですから、作り置きの野菜スープにベーコンや缶詰のトマトを加えたスープにしたりもできますね。
使う具材は「ニンジン・タマネギ・カボチャ・キャベツ」の4種類が基本です。
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第7の栄養素 ファイトケミカル
「第7の栄養素」といわれる「ファイトケミカル」。
【ファイトケミカルとは?】
ファイトはギリシャ語で「植物」、ケミカルは英語で「化学成分」を意味します。
ファイトケミカルは植物が虫や紫外線などから自身を守るために作り出した物質で、「色」や「香り」、「辛味」「苦味」なども成分をさしています。
その数はなんと、数千~1万種類はあるといわれています。
ファイトケミカルを大きく分類すると「ポリフェノール群」「カロテノイド群」「硫黄化合物群」になります。
【ファイトケミカルの作用】
髙橋弘先生によると、ファイトケミカルには以下の10大作用があるようです。
・免疫増強
・抗酸化
・デトックス
・免疫調整
・抗ガン
・動脈硬化改善
・骨の老化防止
・アンチエイジング
・ダイエット
・アンチストレス
ハーバード大学式野菜スープの作り方
【材料】
・ニンジン 100g
・タマネギ 100g
・カボチャ 100g
・キャベツ 100g
・水 1リットル
※ニンジン&カボチャは皮つき
【作り方】
・野菜をよく洗う
・それぞれ1口大に切る
・切った野菜と水を鍋(ホーロー鍋などがオススメ)に入れる
※野菜の有効成分が飛ばないようにしっかりフタができる鍋を使用する
・強火にかけ、沸騰したら弱火にして20分間ほど煮る
【保存について】
◎ 冷蔵の場合
・翌日まで
◎ 冷凍の場合
・2週間程度
保存は野菜とスープを一緒にして保存します。
タッパーやジップロック袋などを利用すると便利です。
冷凍する場合、1食分ずつ小分けにし(スープ+具材)ジップロック袋に入れて冷凍すると便利です。
自然解凍してもいいですし、電子レンジでも大丈夫です。
冷凍すると野菜の細胞壁が壊れて、解凍する時にさらに有効成分が出てくるので、それもうれしいですね。
まとめ
髙橋先生のレシピ通りに作るのがベストかもしれませんが、野菜不足を補う目的ならあまり重さなどにこだわらずに作っても問題ないかもしれません。
味つけをしていないので最初はとくに物足りない感じがしますが、カボチャが入っているので甘みが多少あるのでなれると思います。
私はだんご汁(だご汁)とかホウトウとかしょうゆ味・塩味の汁物にカボチャとかサツマイモが入っているのは苦手なんですが、このスープは味つけしていないので、カボチャの甘みがアクセントになっていておいしく感じます。
基本の4種類の野菜だけでなく、レンコンやキノコ、豆類(缶詰)を使ったりして、圧力鍋(5.5リットルタイプ)でまとめて作っています。
冷凍しておくと本当に便利ですよ。
アマランサスなども入れることがあります。
ただしアマランサスは小さいので圧力鍋で使用不可(蒸気孔に詰まる危険性がある)なので、十分に浸水した後、茹でたものを出来上がったスープに加えています。
アマランサス・キヌアなどはスーパーのお米コーナー辺りにも置いてあります。