能代市旧料亭「金勇(かねゆう)」は国登録有形文化財です。
その「金勇」で今年2018年で3回目となるキルトフェスティバルが開催されます。
入場は無料です。
第3回 金勇キルトフェスティバル 2018
「能代駅」から徒歩圏内にある能代市旧料亭金勇で「金勇キルトフェスティバル 2018」が開催されます。
能代市内のキルト愛好家やサークル会員によって約 300点ほどの作品が展示されます。
フェスティバルでは「手作りマーケット」や「小物作り体験コーナー」なども予定されています。
【第3回 金勇キルトフェスティバル 2018~つなぐ心・こめる想い~】
◆開催日程
◎ 2018年(平成30年)3月16日(金)~18日(日)
◆開催時間
◎ 9:30~4:30
◆会場
◎ 能代市旧料亭 金勇
◆入場料
◎ 無料
◆内容
◎ 大広間
・のしろキルターズクラブ
◎ 満月の間/ロビー
・キルトサークル縫夢
◎ 上げ汐の間
・パッチワークの会
・手作りマーケット
・小物作り体験コーナー
・お弁当販売
・無料休憩スペース
など
◆問い合わせ
◎ 能代市旧料亭金勇
TEL:0185-55-3355
キルトのフェスティバルで有名なのは東京ドームで開催されるキルトフェスティバルですが、この金勇キルトフェスティバルでもステキな作品がたくさん展示されます。
ご自分でもキルトを楽しんでいる人はもちろん、手芸等はやらない人でも見るだけでも楽しめますね。
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能代市旧料亭 金勇
この能代市旧料亭金勇は初代の「金谷勇助(かねや ゆうすけ)」氏が明治23年(1890年)に創業し、県内屈指の料亭として宴会や婚礼などにも使われたそうです。
現在の金勇の建物は2代目によって昭和12年(1937年)に建てられました。
平成20年(2008年)の8月末に閉店後、翌年に4代目によって能代市に寄贈されています。
この旧料亭金勇は天然秋田杉を活かした建物で重要文化財に登録されていますが、再建築は不可能な貴重な建物だそうです。
増築部分を解体し、耐震補強工事の後、観光交流施設「能代市旧料亭金勇」として開館しています。
キルトフェスティバルで使用される「大広間」は本館2階に、「満月の間」は本館1階に、「上げ汐の間」は別館にあります。
この「大広間」の天井は「四畳半仕切り格天井」が見どころです。
樹齢260年以上の直径2メートル級の天然秋田杉の根元部分から斜めに伐りだした畳一畳の杢目板を卍型に配してあります。
この大広間は広さが110畳あり、床の間の床柱はイタヤカエデが使われています。
1階の「満月の間」の天井は一枚板が見事ですよ。
旧料亭金勇は入館無料ですが、館内案内を希望する場合は前日までに「事前予約」が必要です。
案内時間は個人で60分、1人:200円(学生無料)となっています。
金勇へのアクセス
【能代市旧料亭 金勇】
〒019-0825 秋田県能代市柳町 13-8
TEL:0185-55-3355
◆電車利用
◎ JR五能線「能代駅」下車 徒歩約 10分
※最寄りバス停
能代秋田線(中央交通)「柳町新道」下車 徒歩約 5分
◆車利用
◎ 「能代東I.C」「能代南I.C」より約 15分
◆駐車場
◎ あり
まとめ
趣のある旧料亭金勇でのキルトフェスティバルは、作品だけでなく会場である「金勇」も見て楽しめるのがいいですね。
無料休憩スペースも用意されているようですから、見学で疲れたら休むこともできますしね。
作品に刺激されて、ご自分でもパッチワークをやってみたくなるかもしれません。