三重県鳥羽市の相差にある神明神社の末社「石神さん春祭り」が2018年も開催されます。
この「石神さん」は参道に祀られている小さな社ですが、女性の願いなら1つだけ叶えてくれると評判で、全国から女性の参拝客が絶えない社でも有名です。
石神さん春祭り 2018
鳥羽市相差の神明神社の末社「女性の願いをひとつは叶える」といわれている「石神さん」で祈願祭が行われます。
毎年決まった日(5月7日)に「大漁祈願」と「大願成就」を願います。
この日は男衆料理で男性が女性をもてなすそうですよ。
【石神さん春祭り 2018】
◆開催日程
◎ 2018年(平成30年)5月7日(月)
◆開催時間
◎ 10:30~お昼すぎまで
◆開催場所
◎ 神明神社
〒517-0032 三重県鳥羽市相差町1237
TEL:0599-33-7453
・最寄り駅「鳥羽駅」下車
「鳥羽駅」より「かもめバス」乗車 「相差(おうさつ)」下車(約 40分)
徒歩約 5~7分
・「伊勢I.C」より約 40分
駐車場:10台
◆問い合わせ
◎ 相差町内会
TEL:0599-21-6660
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女性の願いを1つだけ叶えてくれる神明神社の末社「石神さん」
「女性の願いをひとつ叶える」ということで、全国から女性参拝客が「石神さん」にお詣りに来ます。
ここは有名人も多く参拝に訪れているんですよね。
石神さんの御祭神は神武天皇の母「玉依姫命(たまよりひめのみこと)」です。
神明神社には25柱の神が祀られています。
【石神さんの参拝方法】
◆手水舎で手を清める
◆ピンクの祈願用紙に願い事を1つだけ書く
◆鈴を鳴らす
◆祈願用紙を願い箱に入れる
◆二礼二拍手一礼
◆気持ちを込めてお願いする
地元のガイドさんとまわる相差ウォーキングのプラン(有料)などもありますよ。
完全予約制でガイド料は3~20名以下で1名:1,000円です。
2名の場合は1名:1,500円、1名なら2,000円です。
時間は9:00~16:00の間になります。
電話か予約フォームで予約してください。
予約電話 0599-33-7453
※5名以下:前日17:00まで
※6名以上:7日前まで
※予約フォーム
海女の魔除け ドーマンセーマン
【海女の魔除け ドーマンセーマン】
鳥羽の海に潜る海女さんたちにとって欠かせない魔除けが「ドーマン・セーマン」と呼ばれるものです。
◆ドーマン
◎ 格子柄「芦屋道満(あしやどうまん)」の九字
出入り口が分かり難いことから魔物を寄せつけない
◆セーマン
◎ 星型(一筆書き)「安倍晴明(あべのせいめい)の桔梗紋
潜っても必ず元に戻る
海女さんたちは「トモカズキ」から身を守るために頭に巻く手ぬぐいに「ドーマンセーマン」の魔除けマークを刺繍したり、道具に彫刻したりしています。
「トモカズキ」???
「トモカズキ」というのは海女と同じ格好をしている亡霊のようなものだそうです。
海女さんが潜っていると同じようにそばで作業するそうですが、その磯着にはドーマンセーマンの印がないので見分けられるんだとか・・・
芦屋道満も安倍晴明も平安期の陰陽師で、ライバルともいわれていますけどね。
格子柄は九字紋に由来するそうですが、九字紋は縦が4本で横が5本になっていることが多いですよね。
「臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・在・前」と唱えながら九字を切りますが、横から切るので横線のほうが普通は5本となりますが、ドーマンのお守りは縦が5本で横が4本なんですね。上の写真の石は横が5本ですが・・・
石神さんにお参りしたら「石神さん手作り御守り」を手に入れるといいですよ。
海女の磯着に見立てた麻の布に「ドーマンセーマン」の印と文字が染められています。
紫の組紐を袋の口と先の4ヶ所で「叶い結び」にしてあるんです。
上から見ると(口」、下から見ると「+」で叶うという文字を結いこんであります。
恋愛運をお願いした場合は「手作りストラップ御守り」がいいそうです。
アコヤの本真珠がついていて恋愛運が向上するだけでなく、事故や災難からも身を守ってくれるそうです。
石神さんの「ストラップ御守り」と「御守り」を持って野口みずきさんもアテネ五輪で走り、金メダルをとったことでも有名ですね。
皇室にも石神御守りが女性皇族の方たちに献上されたことがあるそうです。
まとめ
オセロの松嶋尚美さんや吉岡美穂さんもロケで石神さんにお参りしたら2年以内に結婚し、益子直美さんもお参りして結婚できたとお礼のお参りにいらしているんですね。
でも、「お願いはひとつ」だけ叶えてくれるので、欲ばって2つも3つも書かないように気をつけてくださいね。
ただ、石神さんに願った後で、願いが叶ったらお礼参りをして、またお願い事をしてもいいそうですよ。