東日本大震災の後も熊本地震など、今まで地震の被害がなかったところまで大きな地震が発生しましたね。
昔は地震を起こすのは大なまずの仕業とされ、その大なまずをおさえるための要石がある神社があります。
その神社に行って要石にお参りするのも安心できる方法かもしれません。
伊賀の大村神社には地震をおさえる要石がある
【伊賀の大村神社の要石】
三重県伊賀市にある「大村神社」は地震除けの神さまとしても知られています。
御祭神である「大村の神 息速別命(いこはやわけのみこと)」は大和武尊の叔父君にあたり、「親王さん」とも呼ばれています。
大村神社の拝殿の西にその「要石」があります。
要石社の正面の格子の中に、埋まっている要石が祀られています。
「要石」は地中深くに広がっていて、大なまずをしっかりおさえていると伝えられています。
大なまずに暴れられるのは困りますからね。
要石社の左右にはなまずの石像があり、水をかけてお祈りするといいそうですよ。
授与品にはなまずをあしらったものがいろいろあります。
毎年、9月1日の防災の日に地震除災祈願大祭が行われています。
なまずとか要石とか・・・そんなの迷信だよって思っている人もいるかも知れませんね。
でもそういう人でも初詣に神社に行ったりしていますよね。
個人的なお願いも大切かもしれませんが、みんなのためにお願いするのも必要かもしれません。
「大村の神」に近畿地方をはじめ日本全体の地震除けをお願いすれば、少しでも神さまの力になるかもしれませんね。
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大村神社へのアクセス
【伊賀 大村神社】
〒518-0226 三重県伊賀市阿保 1555
TEL:0595-52-1050
◆電車利用
◎ 近鉄「青山町駅」下車 徒歩約 10分
◆車利用
◎ 名阪「上野東I.C」より約 20分
◎ 伊勢自動車道「久居I.C」より約 40分
◆駐車場
◎ あり 無料 50台
※バス駐車場もあり(無料)
・南参道の近くの駐車場(大村神社に近い)
・東参道入口の駐車場
香取神宮と鹿島神宮にも要石がある
「要石」といえば、千葉県香取市にある「香取神宮」と茨城県にある「鹿島神宮」ですね。
たぶん、こちらのほうが有名だと思います。
水戸光圀公が要石のまわりを掘らせたようですが、根元を見ることができなかったといわれています。
かなり深かったんですね。それだけではなくケガ人も続出したのであきらめたようです。
両方の要石は地中でつながっていると言われていますよね。
鹿島神宮の要石は大なまずの頭を、香取神宮の要石は大なまずの尾をおさえていると言われています。
関東の人はこちらの両神宮の要石をお詣りするといいですね。
まとめ
神社や仏閣にお参りに行くときは、どうしても自分のことや家族にことのお願いになりやすいですが、最近は地震や異常気象が続いていますから自分たちの住んでいる地の安全のお願いも必要なのかもしれません。
お詣りする人の数が少なくなると、神さまも守る気がしなくなる・・・ともいわれているようですが・・・