日焼け止めの効果的な塗り方|種類によって肌ダメージが違う?

春になって、暖かくなるのはいいのですが紫外線も強くなってきますよね。

秋や冬でも日焼け止めは必要ですが、日差しが強くなると気になってくると思います。

シミやシワの原因となる紫外線を防ぐためにも、正しい日焼け止めの塗り方を知っておいたほうがいいですね。

スポンサーリンク



日焼け止めの効果的な塗り方は?

日焼け止め02【効果的な塗り方】

日焼け止めは外出直前に塗らない

※日焼け止めの効果は塗ってすぐでは効果が発揮されないので、出かける30分くらい前までに塗っておく

日焼け止めを塗る量に注意

※ほんの少量を顔全体にのばして使っている人が多いが、それでは日焼け止めの効果は期待できない

※適量を重ね塗りして、塗り残しの部分もないように気をつける(基本は2度塗り)

塗り直しは2~3時間間隔で

※汗をかいたり、鼻をこするだけでもはがれる

顔はもちろん、首やデコルテだけでなく耳の後ろなども

※首筋・デコルテ・耳の後ろ・腕(内側も)・手の甲・ふくらはぎの裏・足の指などが塗り忘れしやすい

休みの日でも塗る

※洗濯物を干したり、ゴミ出しだけでも日焼けする

目的にあった日焼け止めを選ぶ

※室内がほとんどなのか、外に長時間いるのかで使う日焼け止めを使い分ける

唇にもUVカット成分の配合されたリップクリームを塗る

※唇はメラニンがないため、紫外線から守る力が弱い

1日の最後に日焼け止めをしっかり落とす事が重要

※日焼け止めは肌負担が大きいので、キレイに落としてから寝るようにする

去年の日焼け止めを使用しない

※日焼け止めの使用期限 特に記載がない場合は製造日から3年(未開封で正しい方法で保管された場合)

※開封したものは効果がなくなるだけでなく、一度開けてしまうと酸化しやすく、肌トラブルの原因になることもある

スポンサードリンク




日焼け止めの種類って?

【紫外線散乱剤と紫外線吸収剤】

紫外線散乱剤

※肌にやさしい

※紫外線を反射・散乱させることで肌の中に紫外線が進入してくるのを防ぐ

※主に酸化チタン・酸化亜鉛が含まれている

紫外線吸収剤

※日焼け止め効果が高い

※肌の表面で紫外線を吸収して、肌の内部に紫外線が侵入するのを防ぐ

※肌への負担が大きい

※敏感肌の人などはかぶれたり、肌荒れしたりすることもある

【SPFとPA】

SPF

※「サン・プロテクション・ファクター」の略

※紫外線防御指数とも呼ばれている

※SPF25の場合 塗ってから500分間紫外線から守る効果がある

※SPF50+が一番高い数値

※赤くなる日焼けを防ぐ効果

PA

※UV-A(紫外線の種類の一種)を防ぐ効果

※UV-Aは肌の表皮を突き進み、真皮にまで到達し、「しわ・たるみ」など老化の原因となる

※黒くなる日焼けを防ぐ効果

※「PA+」「PA++」「PA+++」の3段階

※+が多いほど効果が高い

【日常使いの日焼け止め】

SPF15~25

PA+~PA++

肌負担を考えてこれくらいで十分ですが、きちんと塗り直すことが大事ですね。

【日焼け止めのタイプ】

クリームタイプ

※メイク前に使用

パウダータイプ

※メイクの上から使えるのでが塗り直しに

シートタイプ

※外出先で使え、塗りにくい首の後や背中に塗るのに便利

スプレータイプ

※背中に塗るのに便利

日焼け止めによって肌にダメージが

【日焼け止めはパッチテストをしてから使用】

日焼け止めは肌に負担をかけるので、肌質によってかなりダメージを与えます。

とくに肌が弱い、敏感肌などの人は必ずパッチテストをしてから使用することが大切です。

SPFが高ければ効果も高いと思って、SPF50などを選んでしまうと、日焼け止め効果は高いですが肌ダメージが強く出ることがあります。

【日焼け止めはしっかり落とす】

日焼け止めをしっかり落とすというと、肌をゴシゴシ洗ってしまう人がいますがNGです。

かえって肌を傷つけ、痛めてしまいます。

UVケア効果の低い日焼け止めの場合

洗顔フォームや石けんなどを泡立て、こすらないように泡をなじませながら洗い流す

UVケア効果が高い日焼け止めの場合

クレンジング剤を使って落とし、その後、洗顔します。

日焼け止めだけでなく、しっかりファンデーションでメイクしている人はいいのですが、(必ずお風呂に入った時などに化粧を落としますよね)日焼け止めクリームだけを塗っている場合、石けんも使わずに水やお湯だけでさっと洗い流すだけの人もいます。

これだと毛穴などに日焼け止めの成分が残り、肌にダメージを与えてしまいます。

【洗顔後の保湿ケアも大切】

肌が乾燥すると肌老化につながります。

洗顔後はしっかり保湿などのスキンケアを怠らないようにしましょう。

まとめ

SPFとかPAで、数値が高いほうがいいんじゃないかと、簡単に考えてしまうことがありますよね。

ほとんど家にいて、洗濯物を干したり、買い物に行く時ぐらいしか外に出ない場合にSPF50は必要ないようです。

むしろSPF20とかで、室内にいても塗り直したほうが効果があるようです。

首とかデコルテ、手の甲もかなり日焼けするので、塗り忘れがないようにしたいですね。

⇒■関連記事 日焼け後に効果的なアフターケアって?水ぶくれができた場合や対策も

スポンサーリンク