大家族やチーズ大好きという家庭なら、あまりチーズが余ることもないかもしれませんが、家族が二人くらいだったり、コストコなどで大きなチーズを買ってきた時などはなるべく長期に保存したい場合もありますよね。
チーズでも冷凍できるものがあります。
冷凍保存する時の方法などを紹介したいと思います。
チーズは冷凍保存できる?
チーズは冷凍できますが、解凍してそのまま食べても美味しくありません。
チーズの組織が崩れてしまい、ボソボソになります。
ただ、加熱調理をすれば問題ありません。
解凍せずに一気に加熱する
【冷凍保存する時の注意点】
◆すぐ使える形にして冷凍する
※セミハードタイプのチーズなどはスライスして枚ずつ小分けにしてラップし保存袋に入れる
○トーストやグラタンなどに
※細かいシュレッドチーズは冷凍用保存袋に薄く平らになるようにいれて保存する
○使う時にパキパキ折って使える
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チーズの保存期間はどれくらい?
◆ナチュラルチーズ
※乳殺菌や発酵菌など様々な菌が生きている発酵食品で日に日に熟成する
※記載してある賞味期限は目安にすぎない
※記載期限の前でも後でも一口味をみてから判断する
※一度開封したら、なるべく早く食べる
◆プロセスチーズ
※加熱加工されているので菌が生きていない
※記載期限内に食べる
【チーズの冷蔵庫での保存方法】
◆チーズは乾燥を嫌う食品であるが、ナチュラルチーズはラップはしないほうがいい
※ラップはチーズの呼吸を止めてしまう
※保存する時はチーズ専用保存シートかオーブン用シートに包み、保存容器かファスナー付保存袋に入れて保存する
※ブルーチーズやドライフルーツなどが入っているクリームチーズはチルド室(0~5℃)が向いている
チーズの種類と余ったチーズや苦手なチーズの使い方
◆フレッシュタイプ
※熟成させないチーズのこと
※乳に乳酸菌や酵素を加えて固めて水分をとったもの
※他のチーズと比べて水分が多い
※新しいものほど美味しい
※マスカルポーネ クリームチーズ モッツァレラなど
◆白カビタイプ
※白カビを表面に繁殖させて熟成させた、表面が白いカビでおおわれているチーズのこと
※チーズの中で、一番「食べ頃が大切」といわれている
※カマンベールなど
◆青カビタイプ
※白カビと同じくカビを使うタイプ
※切り口が大理石のような模様になる
※塩味が強く、風味が強烈で味も濃厚
※ゴルゴンゾーラなど
◆ウォッシュタイプ
※外皮を塩水や酒で洗いながら熟成させたチーズのこと
※匂いが強いものが多く、チーズ通向け
※エポワスなど
◆シェーブルタイプ
※山羊の乳から作られたチーズ
※作りたてでも完熟しても美味しく食べられる
※ヴァランセなど
◆セミハードタイプ
※水分を38~46%と少なくした、比較的硬いチーズ
※クセがなくて食べやすく保存性が高い
※ゴーダなど
◆ハードタイプ
※水分が38%以下で硬く、大きく重量があるチーズ
※おだやかに熟成が進むので食べごろがずっと続く
※ミルクのかつお節ともいわれる
※パルミジャーノ・レッジャーノ エメンタール グリエール チェダーなど
◆プロセスチーズ
※ナチュラルチーズを1種類か数種類混ぜて加熱加工したチーズ
※味が一定で保存性に優れている
※6Pチーズ スライスチーズなど
【余ったチーズや苦手なチーズの使い方】
ブルーチーズやウォッシュタイプなど、チーズ痛でない日本人にはあまり・・・というものをいただいた場合など、捨てるのはもったいないので料理に使いましょう。
◆ブルーチーズとバターを半々にして混ぜる
※バターのコクや甘みでブルーチーズの個性が中和される
※トーストに塗ったりして使う
◆ブルーチーズを細かくして生クリームと合わせて加熱する
※ショートパスタや温野菜のソースとして使える
◆ブルーチーズなどはおろして、フレンチドレッシングなどと混ぜて使う
◆硬くなったチーズはすりおろしてカレーやシチュー、グラタン料理に使う
まとめ
ナチュラルチーズなどは冷蔵庫から出して室温に戻してから食べるほうが美味しくいただけるそうです。
パルミジャーノ・レッジャーノの塊をおろしたほうが美味しいですが、すぐ使える粉チーズのほうが活躍してますね・・・うちでは・・・
フレッシュタイプのマスカルポーネは好きでよく買います。