神奈川県内で行われる米軍の春のイベントで横須賀はもう終了していますが、キャンプ座間と厚木基地は来月4月に行われます。
イベントでは普段入ることが出来ない基地内が一部開放されて、アメリカンな屋台やステージショーなどが楽しめます。
ただ、横須賀のイベントよりもキャンプ座間と厚木基地のイベントに参加する時は身分証明書を持って行かないと入れないの気をつけましょう。
在日米陸軍キャンプ座間 日米親善桜まつり 2016
【在日米陸軍キャンプ座間 日米親善桜まつり 2016】
◆Cherry Blossom Festival 2016
◆開催日
◎ 2016年(平成28年)4月2日(土)
◆開催時間
◎ 10:30~18:00
例年のようにゲート1とゲート4から入ることができます。
ゲートの写真撮影は禁止されていますから気をつけましょう。
18歳以上は全員、写真付きの身分証明書が必要となります。
入口で身分証明書の提示と荷持検査があります。
キャンプ座間内ではお花見もできますし(桜が見頃だといいんですが・・・)他にもフードブース・ライブミュージック・フリーマーケット・ゲーム・その他のエンターテイメントが予定されています。
アクセスやゲート、持ち込み禁止のものなどについての詳しい内容はこちらの記事でどうぞ↓
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厚木基地 日米親善春まつり 2016
【厚木基地 日米親善春祭り 2017】
◆開催日程
◎ 2017年(平成29年)4月29日(土)
※雨天予備日:4月30日(日)
◆開催時間
◎ 10:00~17:30
【厚木基地 日米親善春まつり 2016】
◆2016 SPRING FESTIVAL 2016
◆開催日
◎ 2016年(平成28年)4月30日(土)
◆開催時間
◎ 10:00 – 17:30
※4月29日午後1時の天気予報で、30日の降水確率が「70%以上」の場合は「5月1日」に順延
厚木基地も写真付きの身分証明書を用意してでかけましょう。
近隣には駐車場等がありませんので、公共の交通機関を利用しましょう。
ゲートからは徒歩での入場となります。
基地内は広いのでけっこう歩きますから、歩きやすい服装や靴などででかけたほうがいいでしょう。
厚木基地の入口付近で身分証明書と手荷物検査がありますが、キャンプ座間と同じように入口の写真撮影は禁止です。
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海上自衛隊厚木航空基地
厚木航空基地と聞くと「米海軍の基地」というイメージが強いですが、海上自衛隊と米海軍の日米共同使用の基地になっています。
共同使用しているのは航空自衛隊三沢基地(青森県)と米空軍、海上自衛隊岩国基地(山口県)と米海兵隊の3ヶ所があるんですよ。
厚木航空基地には、海上自衛隊航空部隊の総司令部である航空集団司令部があります。
さらに航空集団直轄の第4航空群、第51航空隊、第61航空隊及び航空管制隊、航空プログラム開発隊等、非常に重要な部隊が集中している基地なんですね。
この厚木基地には硫黄島航空基地隊も所属しています。
硫黄島の戦いは映画にもなりましたから、ご存知の人も多いですよね。
今でも多くの日米の戦死者が眠っている島で、海上自衛隊と航空自衛隊の基地関係者、慰霊のために訪れる人以外は上陸ができなくなっています。
1945年2月19日~3月26日までの悲惨な戦いでしたね。時期的には今頃が最後の戦いだったんですね・・・
日本兵の1万数千の遺骨が回収できていないのは、どこに遺骨が埋まっているかわからないだけでなく、いまだに多くの不発弾が残されていることと、硫黄島は火山島なので有毒ガスも影響しているようです。
小笠原諸島とともに日本に返還されたのは昭和43年6月で、東京からは約1,250キロほど南にあります。
硫黄島は普通、「いおうじま」と呼んでいる人も多いですよね。
ですが旧島民は島のことを「いおうとう」と呼んでいるので、平成19年6月から島の呼称は「いおうじま」から「いおうとう」に変更されています。
日米合同の戦没者慰霊追悼式が今月2016年3月19日(土)に硫黄島で営まれました。
戦没者は日米合わせておよそ28,000人といわれています。
戦没者の冥福を祈るとともに、今の平和のありがたさが身にしみますね。
厚木基地でのイベントでは海上自衛隊の航空機なども地上展示されます。
まとめ
キャンプ座間も厚木基地も入口での身分証明書の提示と手荷物検査で入場までに時間がかかり、並ぶことは覚悟したほうがいいかもしれません。
とくに2ヶ所ゲートが用意されているキャンプ座間と違い、厚木基地のゲートは1ヶ所だけなので、毎年イベントの日には行列ができます。
基地内は日本でありながら「米国」ですから、日本の中でアメリカの雰囲気が味わえますよ。