鼻毛の処理を間違えると大変なことに|鼻毛脱毛で抜くのは危険かも!

鼻毛って、ほとんど気にならないくらい伸びない人と、頻繁に処理しなければならない人がいますよね。

鼻毛は男性の方が伸びやすいかもしれませんが、女性で鼻毛が伸びやすいともっと気になります。

でも鼻毛は処理を誤ると後々大変なことになるかもしれません。

正しい鼻毛の処理方法を紹介したいと思います。

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鼻毛の役割

【鼻毛の役割とは?】

鼻は空気を吸い込んで吐き出すという大事な呼吸器のひとつであり、その内部は複雑な構造になっていて粘膜に覆われています。

空気と最初に触れる一番先端の部分に鼻毛は生えます。

呼吸器系というのは鼻から始まっています。

鼻から喉に、次に気管、肺へとつながっているんですね。

その呼吸器の最先端でほこりや小さな虫などが呼吸器の奥深くまで吸い込まれないようフィルターの役目を果たしています。

また鼻の穴の中の温度や湿度を保つことにも役立っているのです。

鼻というのは呼吸だけでなく、においをかぐという重要な役割がありますよね。

そのにおいのかぎわけにも鼻毛は関係しています。

粘膜に細かく生えている嗅毛(きゅうもう)は嗅覚神経の先端でもあり、私たちがにおいとして感知できる役割があるのです。

ですから鼻毛は手足などのムダ毛と同じ扱いをしてはならないのです。

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鼻毛を抜くと毛嚢炎(もうのうえん)を起こす可能性がある

鼻の粘膜は傷つきやすく、鼻の入り口は雑菌が多いため、傷口から雑菌が侵入し、炎症を起こしてできものになってしまう場合があります。

よく鼻をほじるクセがある人も要注意です。

鼻をほじって鼻血を出したことがある人も多いと思いますが、鼻血が出やすい場所はだいたい決まっていて、鼻の入り口の内側のキーセルバッハ部位と呼ばれる部分です。

キーセルバッハ部位は、毛細血管が集まっていて、少しの刺激で出血してしまいます。

また鼻毛を抜くと毛根から細菌が入りやすくなって、毛嚢炎(もうのうえん)を起こすことがあるのです。

毛嚢炎とは細菌感染症のひとつであり、ひとつの毛包にブドウ球菌が感染して起こる皮膚の病気です。

鼻毛を抜くと、うみがたまったり鼻全体が腫れるようなことにもなりかねないので、毛抜きや指でつまんで引っこ抜くことも同じ危険があるといえます。

鼻毛は絶対に抜いてはいけないということです。

正しい鼻毛処理の方法

鼻毛の処理02【専用ハサミか鼻毛カッターを使って処理する】

先の丸い鼻毛専用のハサミの処理方法

(1)ティッシュペーパーで花の中の汚れやすい文を拭き取る

※重なって寝ていた鼻毛が立って1本1本が見えやすくなる

(2)鼻先に生えて見えている部分だけをカットする

※くれぐれも鼻の中を傷つけないように注意しながら行う

電動の鼻毛カッター

鼻毛カッターは千円~数千円くらいで買えます。

水洗いできるものを選んだほうがいいでしょう。

その他の鼻毛カッター

鼻毛が剛毛で?電動の鼻毛カッターがすぐ壊れてしまう人は、匠創 回転式鼻毛カッターがおススメです。

貝印が発売しています。

【匠創 回転式鼻毛カッター 使い方のポイント】

握ってカチカチ動かす事で、中の刃の部分が回転し、鼻毛を巻き込んでカットするが刃が表面に出ることはない

力強く動かすのがポイント!

※弱い力で動かすとかえって痛い思いをする可能性が高くなる

まとめ

空気のきれいなところよりも、都会のほうが鼻毛が伸びやすいともいわれてます。

鼻毛には重要な役割があるんですね。

ですからむやみに鼻毛脱毛などをしないほうがいいでしょう。

でも伸ばしっぱなしにはできないので、鼻先から出たものは処理したほうが見た目にも必要ですね。

あと、鼻血が出た時に上を向くのはNGだそうです。

ティッシュペーパーや綿などで鼻の入り口をふさぎ、小鼻を軽くつまみます。

鼻の位置を心臓より高くしておきます。(椅子に座るか、立っている)

上を向くと鼻血が喉の方に流れて、鼻の奥で血がゼリー状に固まっったり、のんだ血で気分が悪くなって吐いてしまうということも・・・

のどに流れてきた鼻血は、のみこまず必ず吐き出し、ティッシュペーパーはひんぱんに交換しないようにしましょう。

何度もティッシュを出し入れすると、さらに鼻の粘膜を傷つけてしまうからです。

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