足の指って普段は気にとめていない人のほうが多いと思いますが、じつは重要な役割を担っているのです。
きちんと歩行し、体のバランスをとるのにも、足指が健康な状態であることはとても重要です。
そこで足指のゆがみを取る簡単な方法を紹介したいと思います。
足指のゆがみが体の不調を引き起こす
足指のゆがみは実は日本人の殆どに見られ、それが悪化してくるとあちこちの体の不調を引き起こすようになります。
足指が変形してくると、土台である足が不安定になり、体全体がバランスを欠いた状態になって、やがて体の筋肉や関節に過度な負担がかかって愛首の痛みやヒザ痛、腰痛、肩こり、転倒しやすくなるなどのトラブルを起こしやすくなります。
靴の不適切な選び方と履き方により、外反母趾などをはじめとする足のトラブルを抱えている人もいるでしょう。
◆外反母趾(がいはんぼし)
親指の付け根が小指に向かってくの字状に曲がっている
◆内反小趾(ないはんしょうし)
小指が薬指の側に内向きに曲がっている
◆屈み指(かがみゆび)ハンマー指ともいう
指の関節がL字形に屈んだような形
◆浮き指
指が反ってしまい地面に着かない
◆寝指
指がねじれて寝ているような状態になる
このような足指のゆがみを取り、足育(そくいく)することによって、元気な体を手に入れましょう。
高齢者が寝たきりになる原因第4位の転倒
高齢者の転倒は寝たきりになる原因の第4位になっているそうです。
転倒することによって、寝たきりにならなくても、骨折や打撲によって体が不自由になる可能性が高いといえるでしょう。
日頃、あまり運動もしない場合はとくに転倒の危険性が高くなります。
そこで足指をほぐして足裏マッサージなどを行い、足の指がしっかり働ける状態に持って行くことが大切です。
高齢者でなくても、最近転びやすくなったと思っている人はいませんか?
私もこの春、ちょっとしたことでバランスを失い、転倒した経験があります。
大した怪我もしないのでよかったのですが、思い返せば、急に足首がガクッとなって転びそうになることがその前からありました。
そこで足指マッサージやひろのば体操をはじめたのですが、その効果は思った以上でした。
転びそうになることも減りましたが、それだけではなく冷え性が改善され、お肌のたるみも少なくなり、化粧のりもよくなりました。
簡単ですぐ出来るのに、これだけの効果があるとは思っていませんでしたから得した気分です。
ですから高齢者でなくても、今から足指マッサージやひろのば体操などの足育をして、自分の体をケアすることをおすすめします。
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足指マッサージやひろのば体操で転倒防止
◆足指の周りを手でマッサージし、ほぐれてきたら指1本1本を根元から指先に向けてマッサージします。
◆足の裏のツボを押すのもいいでしょう。
●足の指先を手の指の間に入れる
足指の先を手指の根元に入れて、しっかりと”絡めない”
●手の指で足の指をつかむ
●足の指を甲の方へ伸ばす
●その後足の裏側へ伸ばす
※食後1時間は避けましょう
自分でできない場合は家族などにやってもらうことも出来ますが、たいていの方はご自分で出来ると思いますのでテレビを見ながらでもいいので習慣にすることが大事ですね。
まとめ
年をとっても自分の足で歩きたいですよね。
転倒によって寝たきりになったり、車椅子生活になったり、歩行障害になると大変です。
旅行などが趣味の人はやはり自分の足で歩きたいですよね、可能ならば・・・
まだ大丈夫と思っている今こそ足育をして、いつまでも元気で歩けるようにしたいものです。