親戚や親しくしている知人などで、ひな祭りが初節句の場合、お祝いしたいけどどうすればいいか、お金の場合は金額の目安など知りたいことがありますよね。
またお祝いをいただいた場合のお返しはどうするのか?とか・・・
一般的なお祝い金の目安やお返しについて紹介したいと思います。
初節句のお祝い金の目安と贈る時期
【お祝い金の目安】
◆祖父母
2万円~5万円(または雛人形)
◆親族・仲人
1万円~2万円
※プレゼントも添える場合も
◆知人・友人
5千円~1万円
※親族以外でお祝いを贈るのは親しい関係か、お祝いの席に招待された時などが多い
【お祝いを贈る時期】
◆雛人形
1ヶ月以上前までに
◆品物
1週間前くらいまでに(当日でもよい)
◆お祝い金
ひな祭り前でも、当日でもよい
【表書き・水引】
◆表書き
「御祝」「初節句御祝」など
◆水引
紅白蝶結び
お祝いを送る場合や持参する場合、できれば大安などを選んだほうがいいでしょう。
送る場合は大安の日に届くように指定するようにします。
ただ、どうしても伺う日や届く日があまり良い日ではない時にしか都合がつかない場合、お日柄のいい日に封を切ってくださいとひと言添えるといいでしょう。
前もってお祝いの品やお祝い金を贈ってある場合は、当日伺う時は手ぶらでもいいですが、気になるようならお菓子やデザートなどを持って行ってもいいでしょう。
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初節句の祝い膳には誰を招待する?
【招待する人】
◆赤ちゃんの双方の祖父母
◆お祝いをいただいた親族や友人
【ひな祭りの祝い膳の定番料理】
◆ちらし寿司
※ひな祭りのいわれは特にない
◆はまぐりのお吸い物
※はまぐりは他の貝とは絶対合わないことから、一夫一婦の願いを込め、お祝い膳のお吸い物として添えられる
※本来は1つの貝に身を2つ入れるのがしきたり
◆白酒
◆ひなあられ
◆菱餅
【赤ちゃんの服装】
◆赤い被布(ひふ)を着せる
赤は魔よけの色ですから、いろいろな行事に赤を使うことが多いですね。
また赤は生命力もあらわしています。
赤い被布には赤ちゃんの健康と厄除けの願いが込められています。
※被布は和服店や雛人形取扱店などでも購入できます。
お祝い返しはどうする?
基本的にお祝いの席に来ていただいた方には、お返しの品は不要です。
初節句のお祝いをいただいても多くの人を招待できない時ってありますよね。
また、お祝いをいただいて招待した人が都合で出席できない場合も・・・
そういう場合は節句から1週間以内、おそくても3月中旬までにお返しします。
◆内祝
※名前は子供の名前で
◆紅白蝶結び
【お返しの目安】
初節句に撮った赤ちゃんとお雛様が写っている写真などを添えたお礼状と
◆お赤飯
◆紅白の砂糖菓子
◆桜餅
などを一緒にお返しする
または
◆半額~1/3程度の金額の品物
※この場合も写真を添えたお礼状も一緒にお返しすると喜ばれる
まとめ
ひな祭りは上巳の節句、桃の節句といわれていますよね。
桃の節句のほうが馴染みがあると思いますが・・・
生まれてすぐでは準備などが慌ただしいので、翌年に初節句をする場合もあります。
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