20代はもちろん、なかには10代でも若白髪に悩んでいる人もいますよね。
30代に入ってからならまだ、あきらめもつきますが、10代や20代の白髪は外見的にも自信を失うキッカケにもなりかねません。
また、その原因には病気が隠れている場合もあるようです。
思い当たる原因をチェックして、しっかり対策を立てましょう。
若白髪の原因となるもの
髪は根元にある毛母細胞の中のメラノサイトで色素が作られるお陰で黒くなり、その時、色素を作るときにチロシナーゼという酵素が欠かせないのですが、これは老化するとすぐに減少してしまう酵素です。
体内酵素自体、年齢とともに減少していくことは、今は酵素ブームですのでご存じの方もいるかもしれませんね。
そのため30代以降になると白髪ができやすくなるのですが、それ以前でも何らかの原因で減少し、若白髪になってしまうようです。
とくに10代や20代の若白髪に悩んでいる人は、ストレスや不摂生、栄養不足、血流障害などが複合的に影響している場合が多いようです。
◆遺伝
◆精神的なストレス
◆過度なダイエットなどによる栄養不足
◆睡眠不足
◆血行不良
◆運動不足
◆タバコ
◆不規則な生活
遺伝的なものは除いて、他の原因に思い当たる場合は生活習慣の改善の必要があると思います。
若いからといって無理をしている・・・と体が悲鳴をあげているともいえますね。
白髪が急に増えた場合は病気が原因のことも
上記の原因以外にじつは病気が隠れている場合もあるようです。
とくに大きな自己免疫疾患などの病気(甲状腺疾患、悪性貧血、尋常性白斑など)が原因になったり、貧血症、慢性的な胃腸に関する病気、
甲状腺の病気、かいよう性大腸炎、吸収不良症候群、マラリアの発症なども考えられることもあるようです。
内蔵が弱って白髪が増えるということもありますので、胃腸や腎臓などの病気がある場合も白髪の原因に・・・
不安な場合は内科などの専門医に診てもらうほうがいいでしょう。
健康な髪を維持するためには
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本当は白髪になる前に健康な髪を維持するよう、心がけて生活することが必要です。
【若白髪の対策】
◆栄養バランスのとれた食事をする
ストレスに対抗するための良質なタンパク質とビタミンCの多い食事が大事で、毛髪や頭皮を若く保つためには亜鉛や銅、鉄などのミネラル、血管を柔軟にして血行をよくするビタミンEも、若白髪対策には重要です。
ビタミンEはニラ、アーモンド、卵黄、うなぎ、たらこ、ツナ缶、さんま、いわし、かぼちゃ、アボカド、さつまいも、ニラ、アーモンド、卵黄などに含まれています。
黒ゴマも白が対策食材と人気になっているようです。
緑黄色野菜もきちんととりましょう。
◆睡眠をしっかり取る
しっかりと6時間以上の睡眠がとれるようにしましょう。
また睡眠の質も大事です。
きちんと熟睡できるように、寝る前に悩み事を考えるのはよしましょう。
◆ストレスをためない
ストレスは自律神経が過敏になるので、筋肉の緊張や血管の収縮が起きて血行不良になりがちです。
運動やリラックスできるものを見つけて、なるべくストレスを発散するようにしましょう。
◆体を温める
手足が冷えている人は頭も冷えている可能性が高いといえます。
つまり血行が悪いということですね。
体を冷やさないように気をつけて、温めるようにしましょう。
◆頭皮マッサージをする
頭の血行をよくするために、積極的にとり入れましょう。
◆適度な運動をする
運動しないと筋肉が落ち、結果、血行が悪くなるということがあります。
代謝が落ちるということですね。
定期的に適度な運動をするようにしましょう。
◆耳を引っ張りながら舌を出す
科学的に実証されている方法ではありませんが、耳を横や下に引っ張りながら、思い切り舌を出すという方法があります。
口と肛門は一本でつながっているため、舌を出すことにより、腸が刺激されて胃腸の調子が整うといわれています。
まとめ
初めて白髪を見つけた時って、たしかにショックですよね。
最初はその白髪を抜いたりしますけど、白髪が増えてくるに従って抜くわけにもいかなくなって・・・
体質的なものも家教すると思いますが、やはりきちんとした生活習慣は重要になってきますね。
結局、健康的な生活をおくってないと若白髪になりやすいといえるでしょう。