デリケートゾーンの臭いを解消|洗い方や石鹸の選び方にも注意が必要

デリケートゾーンの臭いに悩んでいる女性は、あなたが思っているよりはるかに多いと思います。

多くの女性が悩む臭いのひとつにデリケートゾーンの臭い「すそわきが」があります。場所が場所だけに他の人には相談しづらいですよね。

その「すそわきが」の原因となるものや正しい洗い方、使う石けんにも注意が必要です。

洗いすぎもかえって臭いを強める原因になることもあります。

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デリケートゾーンの臭いを解消するには?

デリケートゾーンの臭い02 - コピー

【デリケートゾーンの臭いの原因】

生理中の経血の臭いや生理前のおりものでも、臭いが強くなって困ることがありますよね。

自分はとくに臭いがキツイような気がして、生理の後半などはとくに気になってしかたがない時がありませんか?

ある程度の臭いは誰でもある・・といっても自分の臭いを他人と比べるわけにはいかないのでわかりづらいですよね。

また、デリケートゾーンの臭いに関しては、自分で気づかずに恋人や伴侶の指摘で気がつくこともあります。

その臭いの原因は「雑菌」です。

デリケートゾーンはアポクリン腺という汗腺が多く分布しているので、雑菌が繁殖しやすい高温・多湿の環境になっているんですね。

「すそわきが」かどうかは下着に黄ばんだ汗じみが付いていることが多い場合は、可能性が高いといえます。

また、下着の臭いで確かめるという方法もあります。

下着の臭いを嗅いで、ワキガと同じような臭いがしたら「すそわきが」の可能性がありますが、疲労が溜まっていて免疫力が落ちていたり、ストレスが重なっていたりすると膣の中の自浄作用が悪くなっている場合もあるので、見極めは慎重にした方がいいですね。

ただ、ひどい悪臭がした場合に婦人科系の病気が隠れていることもあります。

子宮頸がん

子宮内膜炎

淋病

細菌性膣炎

トリコモナス膣炎

カンジダ膣炎

あまりにも強い悪臭の場合は、一度婦人科で診てもらったほうがいいでしょう。

【デリケートゾーンの臭いを解消するには?】

陰部を清潔にする

普段から陰部を清潔に保つことが重要です。

臭いが強くなるのは汗をかいてしばらくたってからです。

汗をかいた後、早めに汗を拭き取ったり洗い流すことも効果があります。

トイレに行った時にビデなどで陰部を洗える時は洗い、ビデがない場合などはデリケートゾーン用のウェットティッシュで拭くと効果的です。

生理の時はこまめにナプキンの交換を

生理の時にはこまめにナプキンの交換をして、雑菌が繁殖しないように気を配ったほうがいいですね。

生理用ナプキンやおりものシートも通気性の良い物を選びましょう。

できれば経血の最も多い時以外は布ナプキンなどを使うのも効果的です。

紙ナプキンは便利ですが、蒸れやすいですから。

1回の生理が長めの人は、紙ナプキンを使用していると整理の後半にはかゆくなることも多いですよね。

布ナプキンは洗うのが面倒という人もいますが、洗い方のコツとかを押さえれば大丈夫だと思います。

すべて布ナプキンに変えようということではなく、状況に応じて使い分けるといいということです。

⇒■関連記事 布ナプキン 

石けんは専用のものを使い、洗い方にも注意

デリケートゾーン専用の石けんで洗い方にも注意してケアします。

ただし、洗いすぎには注意が必要です。

洗いすぎた場合は逆に臭いが悪化する可能性もあります。

清潔志向の人は膣の中まで洗ってしまう人がいますが、膣の中の善玉菌まで洗い流してしまうと、かえって雑菌を繁殖させてしまう結果になることがあります。

また、強い洗浄力の石けんを使ったり、ゴシゴシこすって洗うのもNGです。

下着は通気性の良い、締め付けないものを選ぶ

きつい下着は陰部に湿気がこもりやすいので、ゆったりした通気性の良い物を選んだほうがいいでしょう。

とくに生理中はゆったりした下着がおススメです。

陰毛の手入れ

陰毛が多いと汗がこもりやすく、臭いが強くなる傾向があります。

ニオイ対策のためにデリケートゾーンを脱毛するという選択肢もありますが、デメリットもあります。

陰毛にはデリケートゾーンを保護する役目もあるので、VIO脱毛をする前によく考えたほうがいいかもしれません。

Vラインは処理した方がいいですけどね。

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デリケートゾーンの臭い対策 洗い方に注意

デリケートゾーンの臭い03 - コピー

【デリケートゾーンの洗い方】

きちんとケアをしていないと陰部には汚れがたまっていることが多いですね。

「恥垢(ちこう)」と呼ばれる垢、尿だけでなく、ときにはトイレットペーパーとかも・・・

自分の陰部は見たことがないという人が多いかもしれませんが、一度、手鏡とかを使用して見てみると、汚れがたまっている箇所などが確認できます。

デリケートゾーン専用の石けんをよく泡立てる

指の腹を使い、前から順にゴシゴシこすらないように気をつけながらも、しっかり洗う

※陰毛部分→陰核部分→性器部分→会陰部分→肛門部分

※大陰唇と小陰唇の間はよく洗う

最後にシャワーでしっかり洗い流す

デリケートゾーンを洗う時は石けんの選び方にも注意

ボディソープの中には洗浄力が強いものもあり、それでデリケートゾーンを洗うとかゆくなってしまうことがあります。

【デリケートゾーン専用の石けんを選ぶポイント】

天然成分が配合されている

良い細菌を殺さない

泡立ちが良い

いろいろなデリケートゾーン専用の石けんが販売されていますから、そういうものの中から選ぶといいですね。

それでも何を使ってもヒリヒリするようであれば、無理に石けんを使わずにぬるま湯で丁寧に洗ってもいいですよ。

膣内環境の改善

膣内の洗浄に関しては、産婦人科医と共同開発された「ケアジェリー」というものがあります。

ケアジェリーは乳酸菌が配合されたジェルを膣の中に注入して使います。

これは膣内に挿入して使う、膣内洗浄器ですが、雑菌やおりもの、経血の残りなどをジェリーが包み込み洗い流してくれるんですよね。

しかも、悪い影響をおよぼすものだけ排出して、膣内の環境を改善して、常在菌をサポートしてくれるだけじゃなく、ニオイも軽減してくれるので密かに人気になっています。

これはひんぱんに使うのではなく、生理の終わりかけとか、おりものが多い時などで臭いが気になる時とかに使うといいですよ。

まとめ

デリケートゾーンの臭いはスカートなどの時はかなり気になりますよね。

夏場は汗をかきやすいので、よけいに・・・

専用の石けんでていねいに洗って清潔にすると、臭いが気にならなくなった人も多いですよ。

ほんとにおりものが多い時や生理中、とくに終わり頃は気になる臭いで憂鬱になりますからね。

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