栗の美味しい季節になりましたから、栗ご飯や栗の渋皮煮や甘露煮など、栗を使った料理やお菓子を作りたくなりますね。
でもせっかく苦労して渋皮煮を作り、出来たては美味しかったのに冷蔵庫で保存したら固くなってしまってがっかりした人もいると思います。
ここでは栗の皮の簡単なむき方や栗の渋皮煮をやわらかく保存する方法を紹介したいと思います。
栗の皮の簡単にむく方法
栗の皮は一晩、水につけておいたり、熱湯につけて鬼皮をやわらかくして、冷めてからむく方法などがありますが、もしあなたが圧力鍋を持っているならぜひ、それを使ってください。
よく洗い、穴のあいた栗などを取り除いた栗のとがった方に十字に切込みを入れます。
長めの切り込みのほうが後でむきやすくなりますが、短めでもOKです。
十字の切込みを入れた栗を圧力鍋に入れ、かぶるくらいの水を入れて加熱します。
圧力がかかってから3分から5分くらいで半生(低圧)、しっかりゆでたいなら7分から10分くらい加圧し、その後火を止め自然減圧します。
ただ、この圧力鍋、メーカーによって加圧時間がかなり違います。
お手頃なものから、高めのもの3、4種類使ったことがありますが、けっこう違いますので、圧力鍋付属のレシピも参考にした方がいいかもしれませんが・・・
減圧してフタを開けると切込みを入れた部分がはじけていて、むきやすくなっていますのでそこに包丁を当ててむいていきます。
栗はゆでたお湯につけたままにしながらむいていきます。
あまり力を入れずに簡単にむくことが出来ますよ。
十字の切込みを入れる時はペティナイフのようなものではなく、普通の包丁のほうが安定して切り込みを入れやすいと思います。
栗ご飯がパサパサにならないコツ
しっかりゆでた栗ならご飯の炊きあがりにのせて蒸らしてから食べるといいと思います。
ご飯と一緒に炊きたい場合は半生にして炊きます。
出来上がりがパサパサしないように、米の4分の1から3分の1くらい、もち米にするとしっとり出来上がります。
また栗も水分を吸うので、いつも固めにご飯を炊いている人は水分が少ない場合も考えられます。
お米をといだ後、ザルに30分から1時間位あげておいて、浸水を15分ほどしてから炊く方法もあります。
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栗の渋皮煮の保存方法は
栗の渋皮煮って、何回も茹でこぼしたりして手間がかかり大変ですよね。
すぐに食べきってしまう場合はいいのですが、たくさん作った時に冷蔵庫で保存などするとだんだん栗が締まってきて、固くなってしまいます。
すぐに食べない時は冷凍用保存袋にシロップも入れて保存しましょう。
一旦冷凍すると解凍してもやわらかく食べられます。
冷凍したものは食べる前に一度加熱します。
小分けして保存しておけば、食べたい時に食べられますよね。
まとめ
栗は美味しいんですけど、あの皮をむくのが苦手って人、多いですよね。
以前は包丁で、その後はくりくり坊主などを使ってむいてましたが、圧力鍋の方法はたしかに簡単でした。
最近はいとこが栗の渋皮煮をたくさん作って冷凍しておいてくれるので、それをもらって食べてます(楽してますね)。
栗ご飯より栗おこわのほうが好きなので、うちではもち米100%の栗おこわですね。