鎌倉の長谷寺で毎年行われる歳の市の日にはだるまや熊手などの縁起物を扱う露店も出ますし、なによりこの歳の市の日というのは年に一度、観音堂内陣に立ち入ることが許され、本尊の足に直接触れてご縁を深めることができる「御足参り」が行われます。
「御足参り」をして、観音様とのご縁を深めるといいですね。
長谷寺の歳の市 2015
鎌倉の長谷寺は長谷観音の名でも知られていますよね。
鎌倉市内で行われる「歳の市」は今では長谷寺でのみ、催されています。
長谷寺の参道前には熊手やだるま、神棚などの正月をむかえるための縁起物の露天が軒を連ねます。
また、境内では福寿草市も催されます。
福寿草の育て方の秘訣も教えてもらえますよ。
観音会法要は11:00からで、誰でも参加できます。
【長谷寺の歳の市 2015】
◆開催日
◎ 2015年(平成27年)12月18日(金)
◆開催時間
◎ 8:00~21:00
※歳の市 10:00頃~21:00
※御足参り 12:00頃~20:00
◆料金
◎ 境内は拝観料が必要
※大人 300円 子ども(小学生) 100円
※17:00~21:00は自由参拝(無料)
◆問い合わせ
◎ 長谷寺 TEL:1467-22-6300
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長谷寺の御足参り
一般の人が観音堂内陣に入ることが許されるのは歳の市に行われる「御足参り(みあしまいり)」だけです。
年に一度だけなんですよね。
この「御足参り」は長谷寺の本尊である十一面観音像(十一面観音菩薩)の足に触れることができます。
特別な日なんですよね、御足参りの日は・・・
「御足参り」には志納金が必要になります。
志納金は1,000円納めますが、授与品がいただけますよ。
【御足参り】
◆受付時間
◎ 10:00~19:30
◆御足参りの時間
◎ 12:00頃~20:00
◆志納金
◎ 1,000円
※ただし小学生以下は無料
※要大人同伴
受付をすると整理券が配られますから、早めに行って受付を済ませておいたほうがいいですよ。
「南無大慈大悲観世音菩薩( なむだいじだいひかんぜおんぼさつ)」と数回唱えられる間、観音様の黒光りした左足の甲をおさすりしてお参りします。
観音様に触れることが出来るのは左足です。
お参りがすむと授与品がいただけます。
長谷寺へのアクセス
【長谷寺へのアクセス】
◆電車利用
◎ JR 横須賀線、鎌倉駅下車 →バス「長谷観音」下車 徒歩5分
◎ 江ノ電「長谷駅」下車 徒歩5分
◎ 小田急線、藤沢駅下車 →江ノ電「長谷駅」より徒歩5分
歳の市の日は大変混み合いますから車よりも公共の交通機関を利用したほうがいいですね。
まとめ
長谷寺というとあじさいで有名なお寺ですね。
あじさいが咲く頃は多くの人で賑わい、混雑する時はあじさい整理券が配られるんですよね。
明月院・長谷寺・成就院は、「アジサイの三大名所」と呼ばれています。
福寿草市は長谷寺の境内で行われます。
本堂の横辺りですね。
福寿草は別名として「元日草」(がんじつそう)や「朔日草」(ついたちそう)とも呼ばれています。
新年を祝う花としても知られていますが、茎と根は有毒なので注意しましょう。
福寿草の花と南天の実とセットで「難を転じて福となす」という意味で飾られることもありますね。