毒出しうがいのやり方と注意点虫歯や歯周病予防の他にも効果が・・・

歯科医の照山裕子先生考案の「毒出しうがい」が話題になっていますよね。

自宅でも出先でもできて、効果が高い方法です。

ぜひ覚えておきたい方法です。

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毒出しうがいのやり方

歯磨きよりも簡単にできて、なおかつ効果的な方法といわれている「毒出しうがい」は歯科医の照山裕子先生が考案され、実践している人が増えていますよね。

自宅で食後に歯磨きをするのは簡単ですが、外出先などではちょっと難しかったり面倒だったりすると思います。

でもこの「毒出しうがい」を習慣にすると、簡単で効果が得られるので覚えておいて損はないですよ。

【毒出しうがいのやり方】

◆用意するもの

◎ 水 1回につき30mlくらい(おちょこ1杯分程度)

・口に水を含み、それを上の前歯の表と裏の両方に強く、速くぶつける
往復10回やったら水を吐き出す

・口に水を含み、それを下の前歯の表と裏の両方に強く、速くぶつける
往復10回やったら水を吐き出す

・口に水を含み、右の上と下の奥歯に向け、強く速くぶつける
往復10回やったら水を吐き出す

・口に水を含み、左の上と下の奥歯に向け、強く速くぶつける
往復10回やったら水を吐き出す

大きな音を立てて、しっかりすすぐほうが効果が高くなりますよ。

歯間や歯周ポケットなどもきれいになるので、歯石がつきにくくなります。

20才以上の日本人の、なんと約 80%が歯周病があるといわれているそうです。

プラーク(歯垢(しこう))はバイキンの巣となって虫歯を作り、数日で歯石になるといわれています。

「毒出しうがい」は水圧で歯と歯の間の汚れをとる、すぐれた方法です。

3度の食事の後だけでなく、おやつを食べた後なども行うほうがいいですよ。

簡単ですからね。

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毒出しうがいをする時の注意点

【毒出しうがいをする時の注意点】

◎ うがいをする時は背筋を伸ばす

正面を向いて背筋を伸ばすほうが水圧がアップするため

◎ 食後のたびに行う

食事だけでなく、おやつなどを食べたり、口の中がねばつきときも行ったほうが良い

◎ 水以外のものを使う場合

ぬるま湯・ウーロン茶・緑茶などは可
※ただし、ウーロン茶・緑茶は毎回使うと茶渋で歯の色が変わる可能性大
※コーヒー・ビール・ジュースは不可

◎ 洗口液を使う場合

1日1回以上は逆効果になる可能性が高い
※殺菌力が高く、口の粘膜を傷つける場合がある

◎ 入れ歯をしている場合

入れ歯は外して行う

◎ 毒出しうがいを忘れた場合

次の食後は歯磨きをして、そのあとに毒出しうがいをする

毒出しうがいの虫歯や歯周病予防以外の効果

「毒出しうがい」は虫歯や歯周病の予防のために行いますが、それだけではないんですね。

歯周病菌って、口の中だけじゃなくて血中にも入り込むので、いろいろな臓器や器官に炎症を起こしたりすることがあります。

動脈硬化による脳梗塞(のうこうそく)や心筋梗塞(しんきんこうそく)の発症率は、歯周病がある人はない人の3倍くらいだそうです。

他にも糖尿病発症率が2倍になったりと、たかが歯周病だから・・・といって侮れないんですね。

いろいろな病気の発症率があがる歯周病はできるだけ防いだほうがいいということです。

この「毒出しうがい」をやってみるとわかると思いますが、けっこう口が疲れます。

つまり「顔の筋肉」をけっこう使って動かしているんですよね。

ですからそれが、顔を引き締める効果をもたらしたりもします。

「顔ヨガ」のような効果って感じですね。

まとめ

食べてすぐ、歯磨きする人も多いですよね。

とくに営業とか接客の仕事をしている人は、つねにバッグの中に「歯磨きセット」を持ち歩いて、食後にすぐ歯磨きする人もいますよね。

時間がないということもありますが、本当は食後は口の中が酸性に傾いているために歯の表面を傷つける可能性もあるそうです。

口の中が中和する、食後30分後くらいに歯磨きしたほうがいいそうですが、たぶん忘れる可能性のほうが高いかも・・・

それなら「毒出しうがい」のほうがいいですね。

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