夏バテ防止にうなぎというけど胃腸が弱い人にもいい?他に対策は?

今年は6月に入っても過ごしやすい日が続いていたのが、いきなりの猛暑で体がついていかなくて困りますよね。

冷房もかけっぱなしで寝ると朝はダルいし・・・

夏バテ防止にいい食べ物として、「うなぎ」がありますよね。

土用の丑の日には食べる人も多いですが、誰にでも夏バテにいいかどうか、気になりますよね。

その他の対策なども紹介したいと思います。

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夏バテ防止にうなぎがいいというけれど・・・

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今年2016年の7月の土用の丑の日は「7月30日(土)」です。

ちょうど土曜日ですね。

今年は夏の土用の丑の日は1回です。

この日は多くの人が「うなぎ」を食べますよね。

夏バテ防止にいいと・・・

うなぎは栄養価が高く、疲労回復効果があるといわれていますよね。

うなぎが嫌いな人は別にして、どんな人にもいいかというとちょっと考えてしまう人も・・・

夏にかぎらず、年中、胃腸が弱い、胃腸の不調が続いているという人には脂っこいうなぎはもたれる原因になります。

もちろん、食べて不快感とか、もたれ感などない人は食べたほうがいいですけどね。

私も胃腸の不調が続いていた時期には、うなぎを食べるとかえって不調が悪化することが続きました。

もともと夏は弱く、夏は食欲不振になることが多いので、普段食べる量もかなり減ってしまいます。

それなのに栄養価が高いからといって、うなぎを食べるともたれてしまい、それから胃腸の不調がある時は食べなくなりました。

べつにうなぎが苦手とかいうことではないんですけどね。今は土用の丑の日にはうなぎが食べられるくらい、胃腸も元気になりましたけど・・

無理に胃腸に負担をかけて栄養価が高いものを食べるというより、胃腸が不調にならないように工夫することも大切です。

夏バテ防止にエネルギーの代謝にとって必要なビタミンB1などは豚肉に多く含まれますし、タンバク質をとるのに、肉や魚を食べたくない時は豆腐などを食べるという方法もあります。

世間がうなぎを食べているからという理由ではなくて、体が欲していれば食べればいいですし、無理に食べるのは体にとってよくないということですね。

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夏バテの原因

夏バテ防止03 - コピー

夏バテは自律神経調節機能が低下することが原因です。

自律神経機能が低下すると、体温調節機能がうまく働きません。

暑い外から冷房が効いた場所に入ると、その温度差はかなりのものになります。

逆もまたそうですね。

そうなると短時間に体温の調節をするのが難しくなります。

冷房が効いた部屋に長時間いると、外に出ても汗をかきにくくなって体温の調節がうまくいかなくなるんですよね。

また、暑いとどうしても冷たい飲み物ばかりとるようになります。

それが続くと胃腸の機能を低下させ、さらに食欲不振になります。

発汗によって失われた栄養が食事で補うことができないと体力も低下します。

日本の夏は高温多湿なので、よけいに体力も消耗しますし、夜は冷房をつけないと眠れない地域の方がほとんどです。

眠れないから冷房をつけるのですが、冷房を使って寝ると朝起きた時にダルいんですね。

つまり、質のいい睡眠はとれていないので、睡眠不足にもなります。

冷たい飲み物や冷房のせいで体は意外に「冷えて」います。

それなのに夏はシャワーだけで済ますという人も多いですよね。

そうなると内臓の冷えが解消されず、夏バテが秋まで長引くことも少なくありません。

戸外で働く人にとっては夏は体力の消耗が激しい季節です。

こまめな水分補給をしないと血液がドロドロになって、熱中症になる危険もあります。

以前は東北や北海道の地域では、冷房などを使わなくても大丈夫だったところも、最近は気温が高くなり、冷房を入れるところも増えました。

夜は涼しいので窓を開けて寝ていたというところも、今では冷房のお世話になることが増えているそうです。

それでも東北や北海道などは関東などに比べればまだマシなことが多いので、今年はじめて都内に出てきて夏を過ごす人などはひどい高温多湿に体がついていかなくて、体を壊すこともあるので注意が必要です。

◆夏バテのおもな症状

・食欲不振

・だるい

・疲労感が全身にある

・立ちくらみを起こす

・吐き気がする

・頭痛がする

・胃もたれ

・胸やけ

・胃痛

・下痢

・急激な温度変化によるめまい

体温調節機能がうまくいかない子どもや高齢者はとくに注意が必要ですね。

夏バテを防止して夏を乗り切る

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◆冷たい飲み物はほどほどに控える

汗を大量にかく夏は水分補給は大事ですが、冷たい飲み物ばかりではなく、できれば常温のものとかを飲んだほうが胃腸への負担は少ないですね。

もちろん、外にいて体が異常に暑くなっている場合などを除いてですが・・・

◆お風呂では湯船に浸かる

冷房の効いた部屋に長時間いると、足元もかなり冷えますが内臓も冷えていることが多いのです。

ですからシャワーで済ませないで、湯船に浸かって体を温めてあげたほうが内蔵の働きも良くなります。

夏でも胃腸が不調の時は、手で触るとかなり冷えていることがありますよ。

◆冷房は設定温度に気をつける

夜寝る時のエアコン(冷房)の設定温度は27℃~28℃がいいとされています。

ただ、仕事などで日中家にいない場合、戸建てでもマンションなどでも室温がかなり高くなっています。

マンションよりは戸建てのほうがまだましな場合が多いですが、それでも1階よりは2階に熱がこもっていて、寝る時にエアコンをつけて28℃にしたのでは暑くて眠れない事のほうが多いと思います。

寝る前にある程度、室温を下げておいてからのほうがよく眠れると思います。

冷房の風はできれば直接、体に当たらないほうがいいですね。

風向きは上にして、サーキュレーターを併用すると部屋全体に冷気がいきわたるので便利です。

扇風機でもいいのですが、サーキュレーターは上に向けられますから、エアコンの吹き出し口に向けて使う事ができます。

◆胃腸が弱い人の食事は消化の良い物を

夏バテで胃腸が不調の時は脂っこいものは控えて、消化の良く栄養価が高いものを選んで食べたほうがいいですね。

刺激の強い辛いもの、塩気が強いもの、アルコール、コーヒーなども控えたほうがいいでしょう。

冷たい食べ物ばかりとるのもよくありません。

胃の負担を減らすためにもよく咀嚼(そしゃく)することも大切です。

ゆっくりと楽しく食事を楽しんだほうが消化にもいいですよ。

胃腸の調子が悪い時は食事を抜いてしまう人もいますがそれはよくありません。

消化に負担をかけないものを選んで食事から栄養補給することが大切です。

ごはんが重く感じるならおかゆやうどんにして、リンゴやバナナなども食欲が無い時にはいいですよ。

豆腐を入れたうどんなどはタンパク質も取れますね。

卵のオジヤや白身魚や鳥のササミを入れた雑炊なども消化に負担がかかりにくくてオススメです。

胃腸の疲れにはトロロなどもいいですね。

もともとは夏バテ防止に飲まれていた「飲む点滴」である「甘酒」もオススメです。

疲労回復に役立つクエン酸は梅干し・柑橘類・お酢などをとるといいでしょう。

◆呼吸法でインナーマッスルを鍛える

胃腸が弱い人って姿勢が前かがみになっていることが多いですよね。

お腹をかばう姿勢というか・・・

そのため呼吸も浅くなりがちです。

呼吸が浅いと血行も悪くなるので、代謝も落ちていきます。

腹式呼吸を習慣にすると胃腸などの内臓が鍛えられて、丈夫になっていくことがあります。

すぐに効果が出るというより、続けていると徐々に効果が実感できると思います。

関連記事

⇒■呼吸法だけでやせるって本当?インナーマッスルを鍛えて引き締まった体に

 

まとめ

胃腸が不調だと体力も落ちますし、その結果、行動することも億劫になって楽しみも減りますよね。

食べ物に気をつけることはもちろんですが、胃腸などの内蔵を鍛えると変わってくると思いますよ。

夏バテしないようにするには日頃から体の声を聞くことも大切ですね。

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