スズメバチに刺された時の対処法|登山などでハチに刺されないためには

夏から秋にかけて登山などを楽しむ人も多いですよね。

でもこの時期はスズメバチに要注意の季節でもあるのです。

なるべくハチに刺されないようにするための対策や運悪くスズメバチなどに刺されてしまった場合の対処法を紹介したいと思います。

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スズメバチに刺されないための対策

ハイキングや登山などの野外活動に出かける時は、スズメバチ対策もきちんとしておきましょう。

事前に対策したおくだけでも、ハチに刺されるリスクは低くなりますから・・・

黒っぽい服装は避ける

ハチは黒いものを見ると攻撃してくる習性があります。

自然が多い所に出かける時は白っぽい服装で白っぽい帽子をかぶるか、白いタオルなどを持参して頭や顔を覆うようにしましょう。

持っていくバッグなども黒っぽいものは避けましょう。

純毛製品も要注意!

香水やヘアスプレーなどを使わない

香りのあるものはハチを刺激するので使わないようにしましょう。

ハチがいそうな場所で熟した果実やジュ-ス等を飲まない

ハチは木の樹液や甘いものに集まってくるので注意が必要です。

ハチに遭遇した場合

大声を上げるとハチを刺激してしまうので、姿勢を低くして走らず、でも速やかにその場を離れましょう。

手ではらうような仕草をするとハチが攻撃されたと反応して襲ってきますので、はらうような仕草は避けましょう。

スズメバチに刺されてしまったら

スズメバチ01

【スズメバチに刺されてしまった時の対処法】

すみやかにその場から離れる

ハチは針から警報フェロモンの役割を果たす毒液を撒き散らすため、他の蜂を呼び寄せる恐れがあり大変危険なので、すぐその場から離れましょう。

すぐに毒を絞り出す

刺された箇所を指を使って押し出すように毒を絞り出します。

毒液を絞り出すための器具がスポーツ用品店などで、野外活動用の道具として販売されていますので、あればそういったものを使ってもいいでしょう。

口で毒を吸いだすと二次被害になる可能性がありますので厳禁です

水で洗ってよく冷やす

患部に虫刺されの薬(副腎皮質ホルモン含有の抗ヒスタミン軟膏)を塗る

応急処置の後は速やかに皮膚科を受診

アナフィラキシー・ショックを起こしたらすぐ病院へ

一度刺された人が二度目に刺されると非常に危険です。

約10%の人が蜂毒に対して抗体が出来てハチアレルギーになり、約2%の人は身体が過剰に反応して血圧が下がり、生命にかかわるショックを起こす危険があります。

蜂に刺されて死亡するケースのほとんどが、このショックによるものなので、アナフィラキシーショックが疑われる場合は救急車を呼ぶ必要が有ることも・・・

スズメバチの巣を発見した時の駆除は

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スズメバチが自宅などに巣を作ってしまっていた場合は、自分で駆除するにはかなりの危険を伴います。

自分で駆除する場合は必ず、防護服を身につけて作業しないと大変です。

市区町村によってはスズメバチの駆除をしてくれるところもあるようですから、一度、問い合わせるといいでしょう。

あとは民間の駆除業者に頼むのが無難です。

巣の大きさ・営巣場所・高所・難所作業等により料金は異なります。

スズメバチの巣の駆除の相場は15,000円~50,000円くらいかかるようです。

それでも家族が刺されるリスクを考えれば、専門業者に頼んだほうが安心だと思います。

まとめ

秋はハイキングや登山やキノコ狩りとか、自然が多い所に出かけるケースが増えてきますよね。

もちろん、都会でもスズメバチの巣も多く発見されているので注意が必要ですが・・・

野外に出かける時はスズメバチの対策をきちんとして出かけることは重要なポイントです。

せっかく楽しみに出かけて行って、ハチに刺されては台無しですから・・・

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